『錬金243話 精霊女王と魔王がテーブルを破壊』
「ちょっと魔王、ここは家の中だ。暴れるのは禁止だよ、村長として言っておく」
「禁止ですか、でも先に壊したのは女王で、俺じゃない」
「娘を危険にさらすのはできない。魔王を住人から外に出してくれ村長。危険すぎる!!」
「女王と言っても、私の魔王様に対する侮辱は許しませんことよ、魔将娘で女王を追い出します!」
テーブルは弾き飛ばした魔将娘パヒューナ。
魔王の前に立ち、女王と対面すると、魔力が増幅。
いやいや、パヒューナさん、ここは家の中ですから、あんまり魔力を増幅させるのは、禁止でしょう。
パヒューナが出てきたら、残りの二人も黙っていなくて、ビビとセルラが魔王の横に立った。
もう完全に護衛ですよね。
普通なら魔王と周りに魔将娘がいるなら、誰も戦いになるのは避けるのは当然だが、女王は違う。
「魔将娘だあああああああ! 精霊の女王のこのドリーンとやろうってのかい、面白い!!」
「ふん、なにが女王だ、魔族から逃げていたというなら、弱虫だ、この弱虫女王が!」
あちゃ~、もう駄目だな、収拾がつかんよね。
当然に部屋で女王と魔将娘がやりあった。
部屋はぐちゃぐちゃになったし、俺はもうお手上げになる。
リアも困ったわて感じに苦笑いしてますから、手が付けられない状態に。
しばらくしてリアが女王を止めたものの、止めた時には部屋は酷かった。
とりあえず女王には別室に行ってもらい、ご飯ができるまで待ってもらった。
魔将娘は派手に暴れたおかげで、散々であり俺は注意をする。
「女王は農村の住人ではなくお客様だ。お客様とバトルしてはいかんよビビ」
「すまぬ、申し訳ないとは思うも、女王が魔王様の悪口を言ったのは間違いない。それでつい頭にきてしまった。まずかったな」
バトルが終わりビビは、少し冷静になって、反省をしていたから、俺としてはそれ以上は言わないようにした。
「村長、魔王からも謝罪する、少し暴れすぎたな。精霊女王とバトルするて、やりすぎたよ。もうバトルはしない。ご飯も一緒に食べる」
「一緒に食べてくれるなら、助かる。このままだとお互いに嫌だろうから、せめてご飯は一緒で頼むよ。ビビとパヒューナとセルラもだぞ」
「はい、一緒に食べます」
「深く反省中です」
「静かにしてます」
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