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『錬金239話 女王ドリーンさん、魔王と対面する』



「魔王ストラマーベルは来るかしら、来たくないでしょ、呼ばれても」


 リアが不安なのがわかるひと言で、俺も来ないかなと、来る方と半々だ。

 少しして部屋に魔王ストラマーベルと魔将娘の三も登場する。

 四人で着席となり、魔王の表情からみて、なぜ俺が呼ばれたのかという疑問が浮き出ている。

 ヤバそうだな。


「魔王、それと魔将娘、テーブルまで来てくれ助かる、ありがとう」


「村長のお呼びなら来る、それで何用ですかな」


 実はまだ魔王にはドリアード族の女王とは言ってなくて、来客が来ているとしか伝えるなとし、それは俺が指示したものだ。


「あなたが魔王ストラマーベル、見たまま正に魔王の風格があり、人族を恐怖にさせるだけは感じます」


 最初は女王ドリーンから話し、


「俺を魔王と知っているなら、あなたは誰ですかね、ただならぬ魔力を発散してる。正直に隠さずに話してもらおうか」


「あら、まだ聞いてなかったの、すでに説明されてると思った。私はリアの母親です」


 女王が母親と言うと魔王は、ビクッと反応し、緊張感が増した。

 魔将娘は警戒心を強めたのがわかる。

 やはり警戒心でるよな、魔力は相当な量があるから。


「母親というのか、てことは精霊ドリアード族でも地位のある人と思われるな。俺はリアがドリアード族の姫と聞いている」


「私のお母さんは女王よ。精霊ドリアード族の女王。ちなみにお父さんは精霊王をしている。でも足が悪くてあまり移動できないから来てないみたい。お母さんはね魔王が私と結婚するのではと聞いて心配して、精霊の樹からやって来たのよ」


 魔王は女王に聞いたのを、答えたのは女王ではなく隣にいたリアであって、リアは自分が姫であるので、女王と父親が精霊王であると伝えると魔王は、


「精霊の女王か。あはははは、普通の魔力ではないと感じていたが、精霊の女王が俺のわざわざ会いに来たのは、光栄だ」


「何を企む女王よ、我らは魔王様に仕える魔将娘です。場合によっては容赦しませんよ」


 おおっと、いきなり反応しているのは、魔将娘のセルラだった。

 魔王が危険だと感じて、危機感から殺気が出ていた。

 ヤバいよね。

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