『錬金236話 勇者視点 ルーリンから農村報告』
『勇者視点 』
ミーシャが恐れるくらいの戦力てわけだ。
俺も同じ意見だし、先日農村に行った時の記憶が蘇ると、体に鳥肌が立つくらいで、どうやってあんなのを従えているかが、全くの謎だし、不思議でしかなく、フランツの錬金術士の力だとすると腹がたった。
まだルーリンは言いたい感じで、
「しかし、伝説だけじゃない、極めて危険な人物も仲間として住人に加わったのだ。これは私も予想外であったが、本当であり話すのも恐ろしくなる」
「なんだよ、もったいぶらずに話せよ」
それまででも話はおぞましかったが、よりルーリンの顔から血の気が引いたのが気になった。
「実は騎士団500人で領地に向かっていたところに魔王ストラマーベルが現れたのだ、これは知っているだろ、私より先に王都に到着しているはずだが」
「聞いてない、魔王ストラマーベル!!」
ちょっとまてよ、なぜ魔王ストラマーベルが出てくるのだか俺は混乱中だし、話がとんでもない方向に行きそうだぞ。
「私も聞いてない、たぶん軍師ゴラッソがが隠している」
「そうですか、まあいい、魔王ストラマーベルが現れ、我ら騎士団は敗北した。それで他の騎士団は王都に逃がすのを条件に、目的のフランツのいる領地の場所を案内すると約束した。つまり私だけ魔王と領地に向かった。到着して魔王はドリアード族の姫がいるのを確認して、結婚を申し出るも、断られてしまった。その後にフランツと姫を奪い合う形で戦いになったら、途中からフェンリル族の男が現れた。なんと魔王を瞬間で倒した」
「瞬間で倒した!!」
嘘だろ、魔王ストラマーベルは最強として大陸に君臨する存在だぞ。
「そんな、魔王ストラマーベルは、ここ西の大陸の最強を誇ると言われる魔王です。国も魔王ストラマーベルは避けていたはずだし、私たちも避けていた。その魔王ストラマーベルが!!」
ミーシャですら信じようとしない。
「これは事実です。私の目の前で見た光景ですから。そして魔王ストラマーベルと配下の魔将娘の三人は、フェンリル族の男の強さに圧倒されて、弟子になった」
「弟子!」
「弟子て、まさか農村に住むてこと!!」
「はい、住人になった。魔王ストラマーベルらも農村に住んでいる。これは疑いようもない事実です」
バカな、ただでさえ伝説級の魔物がいて、その上、魔王までも住人にしたて、もう村じゃねえだろが。
どうすんだよ、この状態を、国王は知ったらなんていうかで、ギルドマスターのタップは仰天するだろうな。
もう放置できない存在だぜ、フランツは。
使えねえ錬金術士だったのに、なんでこんな強力になれたんだ。
しかもまだ俺の本来の力は奴から取り戻しできてないのは、ムカつく。
錬金術士で俺に剣術を使えないようにしたのだ、間違いない。
クソ、フランツ、絶対に俺は許さねえぞ。
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