表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

212/1066

『錬金212話 魔王視点 魔王さん、本気出す』

『魔王視点』





「困ったな」


「フランツ様、ここは私も力で魔王を」


「だめだスイ。スイが暴れたら大変になる」


「はい」


「俺は魔王だ、こうなったら力で決めるしかない。お前らを倒してリアは強引に連れさるしかないな。でも悪く思うなよ、魔王に逆らった方が悪いのだからな」


 俺は戦いは避けていたのはリアは俺の嫁になるので、あまり悲劇にはしたくないと思ってのことだが、これ以上の話し合いは難しかった。

 よって、魔王の力でフランツを従わせるのだ。

 魔力を全開にする。

 闇の恐ろしさを知るがいい。

 お前らの知る魔物とは次元の違う魔力だ。

 どうだ、怖いか、怖いだろう。

 

「危ないです、魔王は攻撃するつもりです!」


「ご主人様、私に隠れて!」


「いいや、俺が戦うよ魔王と。大事な住人であるリアを連れ去るというのだ。村長としてはここは引けないし、モフルンやスイに頼るわにいかない。リアとスイとモフルンは下がってくれ」


「ふふふふ、魔王と戦うのを選んだかフランツ。それは失敗だな。フェンリル族に戦わせたならまだしも勝機はあったものを、行くぞ、魔王の剣だ、魔霊闇剣!!」


 フランツには悪いが、一瞬で倒させてもらう。

 魔霊闇剣を防御する人族いないし、不可能だ。

 まして錬金術士には、そんな力はない。

 一撃で終わる。

 ガガガガガガ!


「そっちが剣術なら俺も錬金術士の剣をだすよ。いいよね」


「ななななななな!!! 錬金術士がどうやって俺の剣を防御できた。不可能だ、絶対に不可能だ」


 魔霊闇剣は我が魔王の最強の剣術である。

 人族の持つ最強の盾や鎧も真っ二つにする。

 つまりは人族の剣では魔霊闇剣を防げないはずが、なぜかフランツの剣は防げた。

 なぜだ?

 意味がわからないし、頭が混乱している。

 もう一度、もう一度、魔霊闇剣をしてやる。

 それではっきりする!


「錬金術で魔法剣を付与したミスリル剣だ。そこらの剣とは違うよ」


「うるさい、うるさい、うるさい、魔霊闇剣だあああああああ!」


 ガガガガガガ!


「なあ~~~~、魔霊闇剣を二度も防いだ!!!」


 あり得ないよな!

 こんなことがあっていいのか。

 魔霊闇剣が錬金魔法の剣で防いだなんて、あっていいわけないのだ。

 魔王が錬金術士の前に、簡単に扱われていいことない。

 なぜなのだ、あの剣の秘密が知りたい。

 知りたい、知りたい、知りたい、どんな付与をしたのだ!

下にある★★★★★から評価してもらえると嬉しいです(^^;

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ