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『錬金208話 魔王視点 魔王さん、ドリアードを発見する』

『魔王ストラマーベル視点』




 やっと発見した、俺の嫁を!

 これで、俺は最強の魔王となる資格を得たのも同然だ。

 しかも向こうから俺のところに。

 てことは、勇者グラティアスはこの子にフラれたとも考えららるな。

 ざまあみろだ、勇者グラティアス!!

 勇者は落選した、そした俺が選ばれたわけだ、あははははは!

 でもお帰りくださいと?

 なぜお帰りなのだ! 


「お帰りしない。リアよ、木の精霊の加護を俺にくれ! 魔王の嫁になれ、それで俺は最強の魔王となる! さぁ、結婚するのだ、リアよ!」


「するわけないです。どうしてかと言うと、私はフランツと結婚するからです。残念でした、フランツの嫁になります」


「バカなっ! 村長だろフランツは、俺は魔王だよ、西の大陸最強の魔王だよ、どっちを選ぶか悩むことないでしよう、俺だよね」


 まさか錬金術士で村長のフランツと結婚するとか言い出したか、俺は慌ててフランツと俺の存在の大きさを言った。


「魔王さん、残念みたいよ、リアはあなたとは結婚しないてさ、つまりはリアにフラレたのよ。フランツ様と結婚するのよ」


「あり得ない! ただの錬金術士だろ、錬金しかできないし、村長だろ、そしたら俺と結婚するっしょ!」


「あちゃ〜〜〜、魔王て痛い奴だわ! リアを完全に自分の物と思ってますね、リアが困っているのに、嫌ね」


 なんだこの女の子も獣人族か?

 お尻から尻尾が生えたいる。

 なぜか俺よりも村長がいいらしいのは理解できない。

 魔王を好きではない理由があるのか。


「魔王様、リアの周りの女の子どもが、邪魔でしょう、静かにさせてやりましょうか、力で?」


「待て、強引にいってリアが余計に嫌がるのも困る」


「確かに」


「魔王、俺は村長でありリアとは婚約している仲だ、あきらめて帰ってくれないかな。お願いだ。俺は魔族とも勇者とも争う気はない。ただこの辺境の農村でスローライフしたいだけだ。頼むからリアはあきらめて欲しい。争うのはしたくない」


 フランツが争うのはしたくないというが、俺からしたら、このままノコノコと来て、リアを得られずに帰れてのは嫌だな。

 魔王としてのプライドがある。

 話し合いでダメなら、そしたら、最後にはあまりすすまないが、力で制圧し、強引にリアを連れていく方法を取る。


「魔王様に失礼ですね村長さん。私はビビ、魔王ストラマーベル様に支える魔将娘です。女の子なら他にもいるでしょ。その子らと結婚したらいい。魔王様にリアを差し出しなさい、それがふさわしいのです。どうです?」


「リアを差し出してとかないよ。俺の農村と住人だ。住人には誰だあろうと俺は差し出したりしないよ。村長とした住人を大切にしたいのだ」


 こいつは変な村長だ。

 何を考えているのか、全くわからない男で、スローライフをしたいらしい。

 スローライフてなんだよ?

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