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『錬金207話 魔王視点 トラム、村長に報告する』

『魔王ストラマーベル視点』



 トラムは農村に俺達を案内した。

 背中をよく見るとお尻から尻尾か生えていたのは、なぜ?

 獣人族か?

 獣人族なら、これだけの戦力があるのも中にはいる。

 まぁビビと戦える時点で、普通はレアモノだがな。

 ビビは少し苛立っていたのは、トラムを倒せなかったことで、予想以上に強かったのはビビだけでなく、俺も感じたので、ビビには気にするなと言っていた。

 そうしていると農村についた。


「フランツ村長、外に不審者がおり、連れて来ました」


 トラムが話しかけた男がいて村長と呼んだのでフランツと思われるが、至って普通の人族だった。

 こんなのが村長なのか?

 見た目は弱そうだが。

 フランツに報告をしていて、聞いた途端に慌てだしている。

 周りには数人の女の子がいて、やはり驚いていた。

 魔王であるのを言ったからだろう。

 ふふふ、魔王が来たのだから、逃げしても不思議はない。


「すみません、俺はこの農村で村長をしていますフランツです。魔王なんですか?」


「西の大陸の魔王、ストラマーベルだ。怖いか、話は聞く。そんなに怖がるな」


 最初はおとなしくしてやる。

 それで精霊ドリアードの女の子かいるなら、彼女を引き渡すのなら、特別に何もせずに帰っても良い。


「ストラマーベル!! 西の魔王がなんで、農村に来た!!」


 やはりフランツは慌てていた。

 取り乱している。


「魔王とした話がある。この農村に精霊ドリアードがいると聞いた。本当かな、もしドリアード族がいるなら、特に女の子なら、教えてもらおう」


「なぜそんなことを聞く?」


「なぜ? 決まっているさ、俺は魔王だからだ。精霊ドリアード族を死ぬほど探していたのだ」


「死ぬほど!!」


「どうして知ったのか、もしかして勇者グラティアスから聞いたか?」


「違うな」


 勇者グラティアスがきたのは、真実らしい。

 グラティアスの名前は聞いているし、相当な実力者とも、そして剣術は世界最強とも聞いた。

 グラティアスの剣術でも勝てぬのなら、危険でもある。

 するとフランツの後ろにいた女の子が出てきて、


「フランツ、私が出ますよ」


「リア!!」


「リア、下がれ!!」


 リアという女の子。

 誰だ?


「魔王、あなたがお探しのドリアード族てのは私でしょう。私は木の精霊ドリアード族の姫、リアです。私を死ぬほど探しているようですが、残念です、私はあなたと結婚はしません。お帰りくださいませ」


「何! ドリアード!! 姫!! リア! ついに発見したぞおおおおおおおお!!」


 発見したぞ!

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