『錬金202話 騎士団長ルーリン視点 ルーリンさん脅される』
『騎士団長ルーリン視点』
騎士団を一人ずつ殺していく!
とても受け入れられるわけないが、私の任務は錬金術士のフランツを連れ帰ること。
フランツはまだまだ先の辺境の領地にいる。
それは極秘任務と言うわけではなくて、冒険者パーティーも知っているくらいのこと。
どうするか、それを話すか、話さなければ騎士団は死んでいく。
しかし簡単にはフランツの件を話すのも任務遂行という点では失敗となる。
団長としては、口が軽すぎます。
ただ命には変えられないのもあるし、本当に西の魔将娘は話せば命を助けるかなと思うと、完全には信じられない部分ある。
だって魔族ですからね、信用度ゼロでしょう。
四聖騎士はもう戦意喪失してます。
確実に戦える状態にあるのは私だけですし、これ以上の抵抗は厳しい状況です。
「どうしますの団長ルーリンさん、話してくれますの、それとも無視して自爆する?」
「わかった話す、ただし命と交換条件だ」
「はい、いいですよ」
西の魔将娘ビビが笑顔で言う。
可愛いけど、やはり魔族は魔族です。
笑顔の中にも底知れぬ魔力があった。
四聖騎士に伝えて、騎士団の軍団を全員引き返す。
西の魔将娘と魔王がいる地点には私だけ残る。
なぜそうしたかは、魔族は信じられないからで、確実に騎士団の500人がけれるようにした。
王都までは無理でも出来るだけ王都まで行かせるまでは、私はフランツの居場所は話さないとする。
もう四聖騎士らは居なくなった。
私だけが取り残された。
「さあ、ルーリンさん、もういいでしょうはなしてもらおうかな、魔王様も知りたがってます」
「話そう、私も行くがいいな」
「構いません、これだけの大軍で向かう理由を知りたいのですよ魔族としてはね。無視できない行動ですから、騎士団が突然500人で遠征するて変でしょ」
私も行くのは良いと言った。
なぜかと言うと私の任務でもあるし、フランツの居場所を教えることでフランツや魔竜やらと魔族を戦いにさせるのも考えたからで、うまくいけばお互いに死滅もある。
この化け物の魔王と西の魔将娘を、会わせるのは面白いとも考えた。
決していい作戦ではないけど、今はこれしかない。
私も一緒にフランツのいる辺境の領地にいく。
そして魔竜とかを引き合わせる作戦だ。
危険な作戦だけど、ギルドマスターと軍師ゴラッソは何ていうかな。
四聖騎士は王都に500人を連れて帰っているし、帰れば軍師ゴラッソにこの魔王ストラマーベルとのことをすべて話すはずだ。
そうしたら私のとった行動を理解してくれると思う。
ただギルドマスターのタップは石頭だから理解できないかもで心配はある。
「私の向かう場所を教える」
「どうぞ話して」
「辺境の領地がある、そこが目的地で、フランツという錬金術士がいる。フランツはそこで魔竜とフェンリル族と精霊ドリアード族を仲間にしているという。それで王国としては危険を感じて調査とフランツを王都に連れ出す予定だった、されが計画の全てだ」
「ええっ、あなた狂いましたか。魔竜がいると?」
「そうよ」
今まで冷静にしていた西の魔将娘ビビは急に顔がゆがんだ。
やっぱり魔族ですね、可愛いとかないです、怖い顔してますね。
下にある★★★★★から評価してもらえると嬉しいです(^^;




