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『錬金020話 土地を購入』

『錬金020話 土地を購入』



 商業ギルドでの土地の購入はすんなりと決まってしまうという、俺の予想外に。


 まさかいきなり俺の土地が手に入るとはな。

 ただ相当荒れ果てている土地らしいので、スイにも協力してもらい開拓したいと思う。


 あと俺は現在まで開拓の様な経験はないので、そもそも開拓の仕方が解らないのは不安でもある。


 商業ギルドで契約を済ませて、出てみてスイから、


「フランツ様は錬金術士です。不要では?偉大な錬金術士の力で荒れ果てている土地を開拓しましょう、やれば出来ます!!」


「そんなに俺を持ち上げるなって!! 経験などないのだからな」


「全くないの?」


「ないよ。そもそも俺は都会育ちだからな。田舎や辺境の土地とは無縁だった。でも俺を追放したグラティアスなどに負けたくないのもある」


「そうですね、フランツ様が国を作り、勇者パーティーと冒険者ギルドを後悔させてやりましょう!! まずは行ってみたいフランツ様の土地に」


「そうだな、俺も早く見たいな。今から行こうか」


「はい!!」




ーーーーーーーーーーーーーーーー


 土地に向かう途中では強力な魔物が多いとされて、それも人気がない理由だったと聞かされてた。


 そのとおりに魔物は現れ


「魔物だな」


「あれは、ジャガーマン。獣魔物です。フランツ様に言っておきますが、私は魔竜の姿にはなれませんからね」


「えっそうなの?」


 知らなかったな。

 まあ俺の錬金術士で戦うとして、スイが竜の姿になれない理由があるのか。

 まさか美少女の姿が気に入ったとか。


「フランツ様の人族に私は負けました。魔竜は負けるとその方に支配されます。私は人族に支配され人族の姿になるのです。よってもう魔竜にはなれないのよ。戦闘力は多少は減少します。普通に魔物を倒すくらいなら問題ないけど」


「了解した。ここは俺がやる。スイは下がっていて!」


「はい!」


 なるほどスイは俺に負けたことで人族の姿になったわけか。

 まあ俺だけで十分に倒せると思った。

 

 ジャガーマンは10匹いる。

 息を荒くしていて、俺に飛びかかって来た。

 来るか!!


 俺だってスイという魔竜に勝ったのを知らないようだな。当たり前では?

 


 ガアオオオオオオオ!


「来たな、ジャガーマン!! 鉄壁!!」


 防御の錬金魔法で壁を作り、攻撃を防いだ。


 ギャアン!!


 びっくりしたのかジャガーマンは、壁にぶち当たり地面に転がる。

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