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『錬金196話 騎士団長ルーリン視点 農村に向かう』

『騎士団長ルーリン視点』

 





「団長、魔物が出るが、弱い魔物なので団員と四聖騎士で倒すよ。団長が出るほどではない」


「頼むよ聖炎のマンドレル」


 四聖騎士でも炎の魔法を使う聖炎のマンドレル。

 彼は騎士団でも最強の魔法使いでもある。

 その聖炎のマンドレルも向かうなら、問題はなくて、実際に四聖騎士がでたら、魔物が20匹ほどいたのを蹴散らしていた。


「さすが聖炎のマンドレルさんです!!」


「すげえ炎です!!」


「魔物がみんな燃えてますぜ!」


 聖霧のリリカルも魔物と遭遇すると、霧を作り出して魔物の視界を消してしまうのは聖霧のリリカルの得意の戦術だ。

 魔物は我らがどこにいるかわからなくなる。

 そこへ聖豪のバランジェットが剣術を繰り出す。

 一瞬で数匹を切ってしまう。


「聖豪のバランジェットさんの剣術がでた!!」


「速くて剣が見えないです!!!」


「全滅です、やはり四聖騎士はすげえ!」


 20匹いた魔物は絶滅する。

 四聖騎士が圧倒すると、騎士団全員が喜ぶ。

 何の不安もない。

 これだけの戦力がある騎士団だ。

 勇者パーティーが退散したのとは違うのさ。

 

「四聖騎士、ご苦労様です」 


「団長なしでも、これだけやれます。目的地まで着いたら、もっと力をみせてやりますよ」


「楽しみです、それとフランツとかいうのは錬金術士と聞きましたが?」


「錬金術士らしい、私も詳しくは知らないが、なぜ錬金術士が魔竜と繋がりがあるのかは、会えばわかるさ」


「あはははは、錬金術士なんて戦いにはは不向きな外れスキルですよね、なんで勇者パーティーが退散したのかですよ。勇者パーティーも大したことないです」


「特にグラティアスは口だけの男よ、あはははは」


 聖寂のシェーダーは勇者グラティアスを相手にしていなくて、さらに錬金術士であるフランツはもっと下に見ていた。

 遠征の勢いはついた。

 魔物を倒せば、その都度勢いが増す。

 さあ、いくぞ、錬金術士よ、待っていろよ!

 私も戦っていないのに、興奮してきました。

 その時だった。


 ドオーーーーーーーーン!

 馬車の外で大きな音がした。

 なんだ?

 この音は?

 馬車が大きく揺れる。

 まるで地震が起きたかのようだ。

 馬車がこんなに揺れるて普通じゃないし、様子を見てくるかと思った。

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