『錬金185話 コムギを収穫する』
焼いた肉はみんなのいるテーブルへ運ばれた。
農作業したメヌエットも食べてもらう。
笑顔が可愛い。
なぜかガーターもいた。
いつから居たのか。
「おお、肉だ肉!」
匂いに敏感なのか、焼く前はいなかったのに。
「ガーター、食べるの早い! みんなの分なくなる!」
ガーターは早食いで困る。
今度からガーターだけ料金取るかとしたいが、文句を言われるのも嫌だな。
「サラが焼いた肉なんだ。切ったのもサラ。どう?」
ナイフを使うの天才か。
それともフェンリルは道具を使うのは得意分野なのかもだ。
「とても上手いよ」
「美味しいです!」
「ありがとう!」
サラは喜ぶのを、みんなで祝福したように思える。
「俺の指導が良いからだな、あははははは」
「ガーターの指導とか、関係ないですよ」
サラの料理は好評だったので、俺も安心です。
サラは料理してくれると俺も助かるのは、特にガーターが二倍食べるので。
よく朝になり農地に向かった。
メヌエットも一緒に行こうと誘う。
「メヌエット、昨日農作業しただろ、今日にはもう収穫できる。一緒に行こうか」
「ええっ、もう収穫ですか、早くない?」
「早いよ、俺の農具で土を耕すと早いんだ。異常に早い」
ミスリル農具の異常な早さには俺もどういう原理かは不明である。
農地に行くと予想通りにメヌエットの作業したのが、いい感じだった。
「まぁ! 私の作業したのがもう芽が出てるし、大きく育ってます!」
「言った通りでしょ、直ぐに育つので、面白い」
「そうですね、こんなに早いとは思わなかった。収穫もします!」
「コムギも出来ている」
「コムギとタマネギとダイズもね」
「天気もいいし、作業するにはいい」
メヌエットには収穫を頼んでおいたら、モフルンも来たし、リアも来たので、みんなで収穫をする。
俺も一緒だ。
収穫作業は、低い姿勢を取るので、女の子達の胸が必要以上に揺れる。
俺は腰が弱いのか、直ぐに腰が痛くなる。
今度は新しい野菜にも挑戦したいと思う。
コムギが取れたので、パンや麺も作れそうだな。
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