『錬金177話 ドリアードさん登場する』
リアが出てきたのは意外だったのは、彼女は木の精霊であり、性格的には静かな性格をしているからだ。
それが登場してきて、すでに魔力を放出しているのです。
もうこれは俺の農地は、ダメかもな。
頼むから静かに楽しもうよ。
みんなで勇者パーティーも一緒に、楽しく農地で遊んだり、しようよ!
誰も聞いてないか。
もう俺のことなど、誰も忘れてませんかあ〜〜〜。
「ち、ち、ち、違うわ! 魔竜でもないし、フェンリル族でもない魔力! この魔力は知らない!」
「あああああ、この姿は!! 木の、木の姿になった。ケタ外れの魔力です、ヤバイ、この子もヤバイわ! フェンリル並にヤバイ!!」
ミーシャが慌てるも、リアは目の前で精霊族の木の姿に形態を変えた。
ミーシャは取り乱していた。
「誰なの! いったいあなたは!」
「木の精霊ですけど」
「木の精霊?? それって精霊族、まさか、まさかとは思うけど、木の精霊ドリアード族長と言うの?」
「当たり! 正解で〜〜す」
「嘘よ、精霊ドリアード族なわけない。絶対に姿を現さずに隠れている一族。ドリアード族を嫁にすると、最強国家になると伝えられるため、騎士団が探している一族。こんな辺境の地にいるわけない!」
「これでも認めませんか、乱気流!!」
ズババババ!
ズババババ!
ズババババ!
リアが強烈な攻撃を繰り出すと、ミーシャに激突した。
嵐のような風が衝突し、ミーシャは防御もできないまま、倒れた。
ミーシャが一撃ですか!
やはりすごいな攻撃力ハンパない。
ビクビクしているミーシャ。
攻撃されて倒されたのが早すぎて理解できない感じだ。
「やめろ、やめろ、なんだこれは、伝説の魔竜に、伝説のフェンリル族に木の精霊ドリアード族。夢だよな、これ、夢だろう、そうだ、俺は夢を見ているのだ、あはははははははは」
「夢なら寝かしてあげます!」
ズドン!
スイの蹴りがグラティアスに炸裂したら、その場で倒れる。
グラティアス、ミーシャ、フィーネルのパーティー三人とも、農地でダウンした。
死んではいないが、戦える状態ではないのは明らかだ。
結局は俺は何もせずに、ただ見ていただけだった。
農村の住人による防御力が高すぎたのだ。
勇者パーティー程度なら、防御力高すぎて、傷もなかったほどに。
どうするかな、グラティアスを。
目から覚めたら、王都に帰ってくれないかな。
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