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『錬金172話 魔竜の魔力は凄いです』



 農地は一気に魔竜の魔力が支配下した。

 誰でもわかるくらいに凄い魔力だ。

 体にびんびんとくる。

 トレードマークの青い髪の毛が逆だっていた。


 アイスドラゴンの姿にはなれないけど、農地にアイスドラゴンが降臨したのと同じだろう。

 実際にはいるはずもないのに、俺にはドラゴンに思えた。


「あああああああああ、なにこれ、グラティアス、離れて!!!!」


 ドスン!

 ドスン!


「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


「グラティアス!!!!!!、!」


 スイの拳がグラティアスの腹に激突したら、グラティアスの体は軽々と飛んだ。

 めっちゃ飛ぶな?

 凄えぞ、何メートル飛んだんだ。


 農地だから土である。

 土の上を転がる。

 着地したのが、まぁ土で良かったな。

 ただ腹のダメージは痛そうだが。


「フィーネル、グラティアスの回復を、この女は危険です、めっちゃ危険ですわ!!」


「わかった、回復させる!」


 グラティアスの回復に駆けつけたフィーネル。

 ミーシャがスイと対面したけど、ミーシャはさすがに気付いたみたいだ。


 スイが普通の女の子じゃないとね。

 魔力を出した瞬間にわかっていたので、グラティアスに知らせた。


 あの知らせのおかげで、グラティアスは防御したみたいだから、死なずに済んだかもだ。

 そこはミーシャもただ者ではない。


「誰なの? 普通の魔力じゃない。こんな魔力を出せる者は?」


「あらら、さっきと違っているわよ。魔法使いが怒るととか言ったのは。私が少し本気を出したら、もう怖くなっちゃうのかな。でも許しませんことよ。フランツ様への冒とくは」


「あなたが、何者か知りませんが、こうなったら手加減なしよ、私の魔法でも受けなさい、氷弾!!」


 ズバっ!

 ズバっ!

 氷の弾が飛び出るとスイに当たる。

 スイとミーシャの戦いが始まった!

 ヤバイな、もう完全に戦闘モードになった。


「氷魔法ですね。確かに、いい魔法使いです。人族でも指折りの魔法使いでしょう」


「わ、わ、私の氷弾を軽く防いだ!」


 Bランク魔物ですら一撃で倒したのを見たことがあった氷弾を防御した。

 スイには全く効いてない。

 傷もないとはな。

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