『錬金169話 再開しました』
「おやおや、お久しぶりですフランツ。俺のこと忘れてないよね」↑サブタイトルの一部 ×再開 〇 再会 だと思います。
「グラティアス!!」
馬車から降りてきたのは、グラティアスだった。
そうすると、3人組て言ってたので、ミーシャとフィーネルとなるのかな。
「やっぱりフランツだった」
ミーシャだ。
「フランツ、探したわよ、こんな辺境の領地にいるとはね」
フィーネルもいる。
勇者パーティーが勢ぞろいした。
なぜ、ここに来たのか、でもよくこの領地に俺がいるのがわかったな。
「グラティアスて、もしかしたらフランツ様をパーティーから追放した人達ですか?」
「うん、そうだよ。俺はこの勇者パーティーにいた。もう俺には関係ないだろ、なぜここに来たのかな」
「お前に聞きたいことがあるからだよ」
「聞きたいこと? 俺は何も聞かれることはないけど」
俺に用事があってきたらしいが、わざわざここまで来るて、大変だったろうに。
王都から来たとしても、かなりの距離がある。
ご苦労様です。
俺なんかのに、来るのは苦労でしかないよ。
「こっちはある。フランツは俺の勇者パーティーにいた。それを俺が追放した。それは事実だ」
「うん、そうだな。追放したのを、わざわざまた確認させに来たのか。だとしたら、ご苦労様です」
「追放した俺にお前は何かしたと、俺は疑っているのだ。なぜなら追放した後に魔物が大量に出現した。そこで勇者パーティーに依頼がくるよな、当然俺は戦った。そしたら、いつもみたいに剣で切れないのだ。そこで思ったのは俺に恨みを感じて呪いの魔法をしたり、剣が使えなくするようにしたと疑っている、どうだ?」
気づいたか。
さすがグラティアスだな、俺の錬金術の効果がなくなったのを気づいたようだ。
言った通りです。
素晴らしい判断だな。
それで魔物に攻撃が弱くなって、魔物は倒せたのかな。
まあ、ここに来てるてことは、大丈夫ですかね。
俺が解除した魔物ですので、グラティアスのせいではないからね。
「ああ、その件ですか。俺の錬金術だよ。パーティーにいた時から俺はグラティアスの剣に錬金術を付与した。錬金魔法を。最強の魔法剣レベルにまで。だから切れ味抜群だったでしょ」
俺が魔法剣にしてあげていたのだ。
グラティアスが仕事しろというし、パーティーの為になるような仕事をしろて言った。
錬金してあげていたのだから、感謝してくれるのだよね。
でも、なんだか顔は怖いですし、怒っていますか。
「お前が錬金魔法していたと? 錬金術で魔法剣にしていたというのか、聞いてないぞ!」
「聞いてないと言われても、少しはパーティーに協力しろと言ったのはグラティアスだよ。だから最強の魔法剣にしたのさ」
「グラティアスは知らなかったの?」
「知らん」
えっ、知らん、とは本当に知らなかったのかよ。
グラティアスなら絶対に気づいていると思い、言わなかったのだけど。
「それじゃあグラティアスはフランツの力で強くなっていたてこと」
「ミーシャの言うのが正解です。俺が最強の剣にしてた」
「噓だ!!」
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