『錬金156話 家を建て直す』
「フランツ、俺たちも協力したいんだ。農村で家の建て直すのを、いいかな?」
「君たちは、ドリアード族のメヌエットとサザンだったかな」
山で木材を切るのを手伝ってくれた2人である。
精霊の山から農村まで来ていたみたいだ。
「私とサザンは精霊の山では、リアの友達でした。そこでリアに言って農村に行ってみたいと話していたの、そしたらリアはフランツなら、歓迎してくれるよと。フランツの話を聞いているうちに、面白ろそうだなて思っていたのね」
「俺もリアの友達であるし、農村に行ってみたくなった」
メヌエットとサザンは2人ともリアの友達だったか。
リアはドリアード族で、農地では一人である。
同じ種族の人がいるだけでも、寂しくないかもな。
あまりリアの心境を考えてなかったから、聞いてみたいな。
「俺は農村にきたいとか、住みたいていうのは歓迎だよ。2人とも農村に住んだらいいさ」
「やったね!」
「リアが心配だから、農村に住んでやるよ」
「なに偉そうに言ってるのよ、サザンこそ私が恋しくてよね」
「恋しいなんてあるかよ!」
俺が2人とも歓迎すると、リアは照れていた。
サザンとは、軽い言い合いになっていたのは、微笑ましいかな。
リアは俺の領地に来て住むようになったのは、まだ日は浅いが、今のような言い合いは初めてだったような。
ドリアード族がリアしかいないからと考えると、仲間がいたほうがいいよな。
俺だってリアが真顔でいるよりも、笑顔がいいさ。
「リアはご主人様の領地に来て、同じ仲間がいて欲しいのと違う?」
「うん、一人よりかは、仲間がいた方がいいかな。モフルンとスイとは仲良くしているはよ、それは前提としてあって、また別に仲間が欲しいのはあった。でもこれはフランツに認められたらの話ですね」
「ご主人様、メヌエットとサザンを住人として、認めてあげてよ」
「私も。私は魔竜だけど、同じ魔竜は今どうしているかなて思うもん」
「モフルンとスイが希望しているし、メヌエットとサザンを辺境の農村の住人に正式に認める。俺からもよろしくな」
「よろしくです」
「俺はよく働くぜ」
「本当かしら?」
「リアよりかは働く」
「なによー------」
予想してなかったことに、農村の住人が2人増えた。
これは嬉しい予想外だ。
住人が増えるだけでも、嬉しいのは、俺の錬金術で作るのが魅力的なて感じている証拠だ。
こんな嬉しいのはないよな。
領地の土地はまだまだ未開拓地が多いのだ。
一人でも住人が増えたほうがいいし、もっと増やしていきたい。
最初は勇者パーティーとギルドを追放されて、ぼっちだった。
スイと仲間になり、住人まで持てるようになったぞ!
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