『錬金153話 二人の助っ人』
ガーターだった。
勢い良く剣で、大木から細い木から、切っていく。
見た目は派手であった。
しっかりと木は切れているので、俺は驚いた。
ガーターには文句を言っていたけど、すまんな。
一番の活躍ぶりだ。
パタゴナやモフルンも切っていき、頑張りをみせた。
「だが、一番凄いのは、フランツ殿!!」
「なんだい、この切り方は!!」
「俺も負けるか!!」
ガーターも負けると俺に言った。
俺にはなんと言ってもミスリル合金の剣がある。
錬金術士の凄さを再確認する切れ味だった。
自分でもびっくりだな。
ミスリルの剣は、大木でも軽く切っちゃう。
パタゴナも俺の剣には、衝撃を受けていて、手が止まっていた。
「ご主人様は錬金術士で、錬金術で作ったミスリルの合金で剣を作られた。あの剣は何でも切っちゃうのよ」
「ミスリル合金の剣! 見たことないっすよ! さすがにリアが認めただけらある!」
「めっちゃ切ってる!! 大木を紙でも切るみたいに切ってるわ!! リアが村長の所に行ったのは、この強さだね!」
ドリーンから紹介されたメヌエットとサザンが大声で称賛してくれた。
いやいや、そんなに褒められても嬉しいですね!
スパッ!
スパッ!
ミスリル剣で大木を切った。
みんなの頑張りと、俺が切った分を合わせると、かなりの量の木を集められた。
これだけあったら、家に使える素材になるな。
「フランツ、もう止めるの?」
「止めよう。十分に集められたならね。素材としては量は足りると思う」
「足らなかったら、また取りに来たいいです」
「そうする。リア、モフルン、フェンリルのみんな。それとメヌエットとサザンもありがとう。みんなご苦労さまだった。あとは家のあった農地まで、運ぶ作業だ。これはモフルンたち、フェンリルが重労働になる。獣状態で、運んで走ってもらうからな」
獣姿になり、背中に切った木を乗せて運ぶ。
重いから切るよりも大変だ。
「任せな、俺がいるだろ。全部運んでやるぜ!」
「無理ですよ、師匠!」
「俺に無理はない!」
ガラガラ!
ガラガラ!
無理にでも背中に乗せた。
たぶん無理でしょう!
言ってるそばから木材は転がった。
「あははははは、確かに無理だったな」
ガーターは、獣になり大量に背中に乗せようとしたが、無理だった。
限界はあるようだ。
力ではガーターは乗せられるにしても、背中の面積に限界あるからだ。
出来る限りでいいよ、大変だしね。
フランツ
種族 人族
年齢 17
職種 錬金術士
スキル
剣術F 物理攻撃耐性F 魔法攻撃耐性F 身体強化F 鑑定F 話術F 付与F アイテムボックスF 採掘F 採取F 狩猟F 飼育F 園芸F 栽培F 畜産F
装備
ミスリル剣 伝説級
ミスリル靴 伝説級
ミスリル鎧 伝説級
ミスリル小手 伝説級
ミスリル首飾り 伝説級
ミスリル指輪 伝説級
錬金術
錬金結界 伝説級
鉄打ち 伝説級
ミスリル壁 伝説級
鋼鉄爆破剣 伝説級
ミスリル農具 伝説級
ミスリルナイフ 伝説級
ミスリルフライパン 伝説級
スイ
種族 魔竜アイスドラゴン 伝説級
モフルン
種族 フェンリル族 伝説級
リア
種族 精霊ドリアード族 伝説級
ドリーン 女王
種族 精霊ドリアード族 伝説級 リアの母親
パタゴナ 女王
種族 フェンリル族 伝説級 モフルンの母親
ガーター
種族 フェンリル族 伝説級 師匠
トラム
種族 フェンリル族 伝説級 弟子
サラ
種族 フェンリル族 伝説級 弟子
ヘンプ 王
種族 精霊ドリアード族 伝説級 リアの父親
サザン
種族 精霊ドリアード族 伝説級
メヌエット
種族 精霊ドリアード族 伝説級
辺境の領地
フランツの家S
農地S
風呂B
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