表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

152/1066

『錬金152話 二人の助っ人』



 サザンは快く挨拶をしてくれる。

 男性なので力を使う仕事は問題ないだろう。


「もう一人は、メヌエット!」


「はい、私はメヌエットです。リアの友達でもありますので、ご指導を」


「よろしくメヌエット」


 メヌエットは女性だった。

 サザンとメヌエットとも、リアの友達みたいで、知っているらしい。

 その方が、誰も知らないよりか、仕事しやすいのはある。


「リアの友達だったかな?」


「ああ、サザンにメヌエットか、なんだ手伝いしてくれるのかい」


「うん、木材を切ったらいいのだろ。俺も切るよ。フランツ村長の家を作る木材。てことはリアが住んでる家てことか?」


「そうなる。私も住むので、一番良い木材を切りなよ、サザン!」


「任せなよ、おれの木材を見る目はあなどるなよ」


 そうしてサザンとメヌエットも加えたメンバーで木材の作業を開始。

 木材はサザンが場所を示した。


 木材にも良いのと惡いのもあるらしい。

 俺には判断つかないのに、サザンはわかった。


 森林が多くある斜面にきた。

 誰も手を付けていない感じ。

 道もなかったので。


「フランツ村長、ここら辺の木材は良い。まずしっかりとしているし根も丈夫だ。ここのにしなよ」


「そうしよう。伐採を開始しよう。みんなもサザンに聞いたりして、伐採しよう」


「わかった!」


 みんなはオレの掛け声で、作業を開始した。

 伐採は大変ではある。

 フェンリルの生徒のトラムは、


「おおお、木て、なかなか切れないっす!」


「トラムは切り方が違うのよ。この木は切る方向があるの。逆の方向に切ると、切りにくいのね」


「へえ〜、そこまで考えねえわ。やってみるよ、メヌエット」


「お願いね」


 トラムはメヌエットに教えてもらい作業を続行した。

 実は俺も知らなかった。

 今のメヌエットのを聞いて、直ぐに実行した。

 確かに切りやすいなと思った。


 なるほど単に切ればいいというよりは、やり方もあった。

 経験者の意見は役にたつものです。


 トラムはその後は、切る速度が格段に上がる。

 ガーターが剣で切っていたのを発見。


 凄まじい速度と回転切りで、木材を連続切りした。


「おおおおお、切ったるぞ!!!!」


「凄えな、あのオッサン!」


「凄い剣使いです!」

下にある★★★★★から評価してもらえると嬉しいです(^^;

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ