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『錬金137話 フェンリルに酒を』


「今だああああああ!」


「おとなしくしてえええ!」


 ガーターを三人で同時に捕まえた。

 このまま抑えたいところ!

 だが、ガーターはモフルンの先生役。師範である。

 戦いのプロとも言える。

 パワーは凄かった!

 俺とリアとスイの三人を力づくで、吹き飛ばしたのだった。


「「「あああああああああ!」」」


 ダメだな。

 吹き飛ばされて農地に転がる。

 なんて、パワーだ。

 ヤバイだろ。

 それに酔っていてこの強さ、普通の状態なら、もっと強い。


「ううう……モフルンの先生だけある……」


「モフルンの先生て、強烈すぎる……」


「うううう……」


「あはははははははは、酒をくれ〜〜〜〜〜〜〜」


 ドスン!

 大声を上げるとガーターは、くるくると回転していて、停止したあとに、農地の上に倒れた。


 どうやら酒が体にきたらしい。

 フェンリル族の10人は、完全に寝転んでいる。

 やっと終わった。

 ふぅ〜、疲れたな。

 なんで、家にきて料理作ったら、こんなに疲れるのだ。

 とんだお客様を招いたもんだ。


「また家は作り直しだわ。木材なら私の山に来てもいいのよ。木材いっぱいあるし」


「そうさせてもらうよ。モフルンには必ず手伝わせるさ。モフルンも断れないだろうよ」


 家を作る木材はリアの山に行くとして、また作るようだ。


「農地に続いて、家までめちゃくちゃになった。運が悪い。でもフェンリルのは親交が深まり、仲良くなれたのはいいことよ」


「それはそうだが、余りにも失った代償が大きいとは思うけど」


 この日は朝までモフルンやパタゴナを農地に寝かせる。

 ずっと寝たままだ。

 魔族が来るとか不安だったのが嘘みたいに寝ている。

 ここを魔族が来たらどうするつもりなんだ。


 魔族もびっくりするだろうな。

 伝説の魔物であるフェンリルが10人以上、農地で不用心に寝ているのだ。

 驚かない方がおかしい。


 よって家のない俺とリアとスイも、野宿が決定した。

 野宿するとは予想もしなかつた。

 朝まで寝るかな。

 もう何も考えたくないし、ゆっくりしたい。

 領地に来て、フェンリル族と親交深める。

 酒の強さには衝撃的だった。

 次回からは気をつけたいものです。



フランツ 

種族 人族

年齢 17

職種 錬金術士


スキル

剣術F  物理攻撃耐性F  魔法攻撃耐性F  身体強化F 鑑定F  話術F  付与F  アイテムボックスF  採掘F  採取F  狩猟F  飼育F  園芸F  栽培F  畜産F


装備

ミスリル剣 伝説級

ミスリル靴 伝説級

ミスリル鎧 伝説級

ミスリル小手 伝説級

ミスリル首飾り 伝説級

ミスリル指輪 伝説級


錬金術 

錬金結界   伝説級

鉄打ち    伝説級

ミスリル壁  伝説級

鋼鉄爆破剣  伝説級

ミスリル農具 伝説級

ミスリルナイフ 伝説級

ミスリルフライパン 伝説級


スイ

種族 魔竜アイスドラゴン 伝説級

モフルン

種族 フェンリル族 伝説級

リア

種族 精霊ドリアード族 伝説級

ドリーン 女王

種族 精霊ドリアード族 伝説級 リアの母親

パタゴナ 女王

種族 フェンリル族 伝説級 モフルンの母親

ガーター

種族 フェンリル族 伝説級 師匠

トラム

種族 フェンリル族 伝説級 弟子

サラ

種族 フェンリル族 伝説級 弟子



辺境の領地

フランツの家S

農地S

風呂B



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