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『錬金1057話 魔王城に帰る』

『錬金1057話 魔王城に帰る』


 魔王城に入ると、静かだった。

 何も音がない静かです。

 だがそれが不気味何だけどね。

 人族の俺からしたら、この空気は異様である。

 カエンはどうかな?


「カエンは魔王城に入って怖くないか?」


「怖くないです。むしろ魔王が住んでいたのに、興味がある。面白いです」


「面白いか」


 聞いた俺が良くなかった。

 魔竜と人族では感覚は違うようです。

 そこから魔王を先頭に進んだ。

 だれも居ない。


「町長、この部屋が俺の魔王の部屋だ。開けるぞ」


「うん」


 扉は重厚な扉です。

 重さはあると思うが、ストラマーベルは片手で開けた。

 開けると中からは、濃厚な魔力がある。

 暗い死を感じさせる魔力だ。


「ストラマーベル様、お下がりください。ゲートと元魔王ミラーがいます」


「ミラー」


 入ると、前方には椅子に座る女。

 周りには魔人ゲートとカナジョ、タイセイの姿もある。

 魔将娘がストラマーベルの前に行き、警戒する。

 状況的には最悪か。

 敵は負けてなかったのか。


「ストラマーベル、久しぶりだな」


「ミラー、牢獄から出たのだな、横にいるゲートと一緒に」


「ああ、そうだよ、俺はミラーと出会って一緒に牢獄を出た。俺を牢獄に入れたのは失敗だったな。あだとなった。あははははははは」


 ゲートはストラマーベルに笑う余裕。

 この余裕は魔王城を制した風だった。

 魔都を制圧したような言い方だ。


「それでだ、、牢獄から出るのはいい。だが出たら俺の代わりにいた少女隊が許さんだろう、その少女隊はどうした?」


「少女隊の可愛い3人の少女ならここだよ、おい、タイセイ、連れてこい」


 タイセイが奥に行くと、3人の拘束された少女。

 連れて来られた。

 不自由に拘束されていた。


「ストラマーベル様~~申し訳ございません」


「申し訳ないです、こんなことになってしまい」


「ターニャは情けないです」


 ストラマーベルの顔を見ると、謝罪する。

 哀れな姿だった。

 はっきりとしたのは、魔王少女隊の3人と魔王軍は敗北したのだ。

 敗北して現在はストラマーベルの椅子に元魔王ミラーが座っている。

 こう考えるのが普通だ。

 考えるなかで最悪の状況でしょうか。

 

「隊の、気にするな。それにユファ、クルセーラもだ。俺がこいつらを潰す」

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