『錬金1055話 魔都に行く』
『錬金1055話 魔都に行く』
確かにキツイな。
モフルン達フェンリル族の協力は有難いが、難しいのでは。
「魔都までは距離がある、フェンリル族でも苦しいだろう。だから俺は用意してある。もう来ている町に。ビビ、来てるか?」
「はい来てます。町に到着してますので、全員、それに乗って行けます。モフルン達の力は要りません」
ビビは説明する。
でも俺には、はっきりとしなかった。
何かが町に到着したという話だな。
「何があるの?」
「フェンリル族じゃない乗り物ですか?」
「町長もスイらも見てください。家の外に行けばあります」
ビビが説明したのは外に出てと。
外にあるそうです。
ビビに言われて俺たちは家の外に行ってみる。
外は普通は魔族の家、フェンリル族、ドリアード族の家がある。
その前には。
なんだこれは?
鳥?
「これ、、、鳥ですね」
「大きな鳥だ、、、」
「ストラマーベルの鳥ですか?」
「魔都から来た魔鳥だ。魔都の少女隊が手紙の鳥とは別に送ってきた。俺に来て欲しいからだろう」
「ストラマーベル様が良く乗っていた魔鳥です。移動できます。これで魔都に行きましょう、早いですから」
「えええ~乗れるの!」
「こりゃ便利ですわ」
「さすが魔王だわ」
魔鳥という鳥が3匹いた。
大きさは人よりも大きい。
大型の鳥ですが、大型だけに迫力がある。
食べられてもおかしくない迫力が。
「急いで移動だ。魔都に飛ぼう」
「フランツ様、大丈夫ですか、鳥に乗るのは慣れてますか?」
「慣れているわけない」
「大丈夫です、町長。ちゃんと掴まっていれば落ちません」
「掴まってたら、不安だぞ」
離したら終わりてことです。
ビビは簡単に言うが。
「心配するな、馬に乗っているのと同じだ」
「いやいやだいぶ違う」
「落ちないように」
「納得しないが、行こうか」
魔鳥に乗った。
乗り心地は以外と良かったのは毛がふさふさしているのもある。
「コメ神様、私もご一緒です」
「カエンか」
俺の魔鳥にカエンが来た。
俺の後ろに乗る。
カエンが最後に乗ると飛行開始だ。
「それではフランツ様、気をつけてください!」
「フランツ~~~~」
「ご主人様あああ~~」
みんなから見送りされて飛行した。
早いな。
鳥に乗るとは思わなかった。




