表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1051/1066

『錬金1051話 町に手紙が来る』

『錬金1051話 町に手紙が来る』


 魔王?

 魔王って言ったな!

 カエンが言ったのは北の魔王ミラーと。

 えええ~魔王が出てくるんかい。


「魔王ですか!」


「北の魔王!」


「ストラマーベル、どうなんだ、カエンがいう魔王なのかい?」


 ストラマーベルの返事に注目が集まる。


「北の魔王ミラーだ。俺が前に牢獄に入れた魔王だ。現在は元魔王だ。そいつがゲートと牢獄の外に出た。手紙には書いてある。俺が行く。みんは来なくていい」


「えええ~やっぱり魔王だった!」


「魔王が魔王を牢獄に入れるものなの?」


「そうよ、魔王はお互いに協定があるのでしょ。それで4つの大陸に別れているのでしょ」


 俺もそう聞いている。

 別れることで、争いにならないようにしていると。

 でも魔族は何があるかはわからないから事情がありそうだ。


「西はストラマーベル、東はアサマノキングがいる。北にはミラーてことですか」


「元な。俺がある理由があってミラーを牢獄に入れた。そこで後で北の魔王は別に選ばれている。ミラーは元魔王となっている。俺が牢獄に入れたので、俺の問題だ。俺が片付ける」


「カエンは魔王ミラーを知っていたのね、会ったことあるとか」


「ファイアドラゴンと魔王、関係は興味深い、教えてよ。カエンはコメが食べたくてジャカラン国にいた。それは聞いてます」


「知りたい。コメとか食欲の話だったりして。カエンは胃袋で動くから」


「もう、モフルンには言われたくない!」


 カエンの過去は部分的には聞いている。

 コメが食いたくてジャカラン国に居た。

 それから西の大陸にまで来たのもコメだった。


「どちらも同じだろ」


「「魔王!!」」


 ストラマーベルから見たら同じだった。


「私は実はミラーを知っているの。コメ神様と出会う前に会っている。もちろん魔王の魔都の牢獄に入る前です。どうしてかと言うと、ミラーとは争いがあった。争いで何度も争った。北の魔王時代に」


 カエンはミラーが現役の魔王時代に争いがあったという。

 これは初めて聞く話だ。

 こんな重要な話は黙っていた。

 きっと話したくなかったかもだ。

 東のジャカラン国にて争ったのかな。


「争った、戦ったのかい」


「戦った。どうしてもあいつは止めないといけない、、、ストラマーベルならわかるだろ、私がミラーと激突したのがなぜか。ミラーは私に取っては天敵です。だからストラマーベルと一緒に行きます!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ