表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

105/1066

『錬金105話 家に風呂を』

『錬金105話 家に風呂を』



 3人はマッタリしていた。

 ご飯はいつものと違い、白いご飯にした。


 キノコは肉と炒めて、野菜も一緒に食べた。

 味付けは、コショウと塩を使う。


 塩は街で購入したもの。

 さすがに塩が入ると、味付けは格段に美味くなるな!


「あらっ、肉とキノコが一緒ですね。そして味が!」


「うん、これは何なの、肉も違う味です!!」


「塩を使ったんだ。塩は使うと美味しいんだよ」


「美味しいです!」


 3人とも塩味の炒めは、満足してくれたみたいで、良かった。


 ご飯を食べたら、俺は少しして、お風呂もいいなと思い出した。

 風呂は王都屋街にはある。

 宿屋にも部屋にあるときもで、ターバンド国でも一般的だ。


 俺は風呂は好きな方で、あればぜひとも入りたい派だ。

 風呂が嫌いな、あまり好きではない人もいる。


 そうだなぁ、お風呂を造るのもいいかな。

 ただどうやって作るかだ。

 木材は山にあるのでリアに断れば手に入るし、少しならトレントの素材もあったな。


 お湯は出ないので、水から温めるしかないけど、水はスイが豊富に出せる。


 火薬を使い、木材を燃やせば温められるかもな。

 熱い源泉がないのだから、贅沢はいえないしな。


 時間もあるので、お風呂を作るのをやってみようと思う。

 みんなにも手伝いをしてもらおう!


「スイ、お風呂は知っているかい?」


「えっお風呂ですか、確か、街の宿に宿泊した時に入りました。熱い湯に入るのは、魔竜の時はなかった体験でした」


「そうだったな、お風呂に入ったか。モフルンは?」


「知ってはいるけど、自然に熱湯がでるのは聞いた。周辺にはないが、温泉が出る地域もあると聞く。とても熱い湯が岩場から湧き出ると聞いた。そしてとても気持ちいいらしいと」


「それは温泉だ。自然に出て、俺は温泉に入るのは好きなんだ。それで作りたいと思う」


 モフルンはどこかで温泉を見たのかもな。

 色々と移動してきたらしいから、その道にあっても不思議はない。


「ここに温泉を?」


「温泉は無理だと思う。自然に源泉がでないと難しいだろう。代わりに水をスイに出してもらい、水を温める方法なら、作れると思った」


「水を温めれば温泉みたいになるわけね。水なら任せて、いっぱい出します」


「お願いする」


 スイには了解を得たので、いけそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ