表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1045/1066

『錬金1045話 魔人ゲート視点 魔王少女隊と激突』

『錬金1045話 魔人ゲート視点 魔王少女隊と激突』


 ストラマーベルに指揮官代理を任せられただけはあると実感。

 カナジョとタイセイも実感しているだろう。

 ミラーと少女隊ユファとの戦いも激戦中。


「魔王ミラー、あなたを少女隊にしてあげてもいいのよ」


「おバカさん。私が少女隊に入るわけないです。むしろユファこそ私の反コメ同盟の会員にしてあげます」


「同盟とか興味ありません。お断りします」


「残念です。じゃあ死ぬしかないですね」


 魔王ミラーの攻撃も計り知れない強さだった。

 簡単には魔都は制圧できない。

 俺は魔都から脱出できたらいいと考えていても、ミラーは魔都の制圧を望んでいる。

 できるのか。

 やはり無謀だったか。

 元魔王の力を過信したか。

 このままでは厳しいと戦況が語っている。

 

「ゲート、降参しなさい」


「するかよ」


「命は助けますよ」


「少女隊の言うことを信じるかよ」


「ええええ~私ってそんなに信頼ない?」


「魔都の指揮官代理だろ。そんな魔族を誰が信じるよ」


「いやいや、ゲートには言われたくないわ、マジで言われたくない。ショックだわ」


 そういいつつも俺を殺しにきている。

 俺は防御しつつ会話する。


「あ互いに魔族だ。誰からも信じられないのだ」


「でも言っておくけど、ゲート程度では魔王にはなれません。あなたは器ではないです。それは言っておきます」


「うるせえ! グレート魔炎弾!」


「デススペルです!」


 俺もクルセーラとは一進一退か。

 いや、クルセーラが本気を出しているのかは、わからないが。

 ストラマーベルと俺を比べて俺は魔王の器ではないという。

 ムカつく女だ。

 ストラマーベルの側近に言われると、余計にムカつく。

 俺はクルセーラに果敢に攻撃。

 お互いに傷は追っている。

 致命傷まではいかない。

 このレベルの戦いでは、一瞬のミスが死を招く。

 どちらもノーミスだ。

 ミスったら終わりだ。

 確実に死ぬ。

 魔王城を前に大バトルが繰り広げられる。

 俺が恐れているのは少女隊だけではない。

 魔王軍の数だ。

 それが現実になりそうだ。

 ここは魔都のど真ん中にある。

 魔王軍に囲まれて逃げるのは、もう不可能になる。

 カナジョが見て、


「ゲート様、遂に来ました。あれを見てください」


「魔王軍だな、魔物もいっぱいだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ