『錬金1044話 魔人ゲート視点 魔王少女隊と激突』
『錬金1044話 魔人ゲート視点 魔王少女隊と激突』
「裏切り者は許しませんよ、よくも魔都に戻って来ましたね」
「戻ってきたくない、ストラマーベルに連れて来られたんだろうが」
「同じです、どちらにせよゲートは許しませんことよ、デススペルです、死を与えます!」
死ねとか!
強烈なのが来た。
俺はミラーとは違う。
はっきりと後退もするし防御もした。
クルセーラは少女っぽい姿だが、使ってくる攻撃は魔族でも最上級の邪悪さだった。
これほどの邪悪な魔力は、普通ではない。
しかし俺もやられる程甘くないぞ。
魔人と呼ばれる俺を舐めるなよ。
「グレート魔炎弾!」
「私のデススペルでも生きていたとはね、魔人だけはあります。デススペル」
俺のグレート魔炎弾をデススペルで応戦だった。
デススペルの闇に俺の攻撃は飲みこまれていった。
マジか、、、。
こうもあっさりとかき消されるとはな、、、。
俺とクルセーラの戦いは続くと、別地点ではタイセイとカナジョも戦っている。
相手はターニャだ。
3人目の少女隊。
この女も危険とされる。
いっけん、可愛らしい言葉だったりとするが、騙されてはいけない。
内面は恐ろしくドス黒いという。
冷酷さは誰にも負けないとされて、ストラマーベルでも引くくらいだとか。
ここはタイセイとカナジョに任せる。
二人の能力なら戦えるはずだ。
しかしこうしてみると、ストラマーベルの魔王軍は分厚いな。
よくもこれだけの戦力があるものだ。
あらためて、魔王軍の層には厚さがあると実感した。
勇者パーティーなどでは、魔都にきても魔王城にですら、たどり着くのは困難だろう。
激しい戦いが続く。
「あらああ~~~カナジョ、久しぶりですね」
「そうですね。カナジョは会いたくなかったけど」
「私は嫌われています?」
「嫌いです」
「俺もな嫌いだよ、お前ら少女隊は特に嫌いだ。ストラマーベルに忠誠しているところが」
「私の不満は言っても構いませんが、ストラマーベル様への不満
冒とくは許しませんことよ。覚悟しなさい、デスバーン!」
「こっちもやってやる!」
デスバーンが炸裂。
周囲は一発で爆発した。
カナジョとタイセイは爆発で二人は見えなくなった。
これがターニャの攻撃か。
一人でも魔都を守れるな




