『錬金1040話 魔人ゲート視点 牢獄から出る』
『錬金1040話 魔人ゲート視点 牢獄から出る』
ミラーはやっと燃やす気になった。
手から炎が出た。
火魔法だ。
「人族のコメよ、滅びよ!!!」
炎を農地に投げ込む。
炎が引火したら、煙とともに火が広がった。
ミラーは嬉しそうだ。
顔は目的を達成した興奮している顔だ。
コメが燃えているのを見て楽しむ。
やっぱり狂っているなこの女。
炎が高く燃え盛った。
煙が凄い。
確実に見つかるだろう。
そろそろ魔王軍が来るな。
「ふふふふふふふふ、あはははははは、私は目的を達成したぞおおおお、コメをまた減らしたぞおおお」
「燃えてますね」
「ゲート様、さっそくですが魔族が来ましたね、こっちに来てます」
「そりゃ来るな、この煙と炎を見たら、ここに居ますよって、言ってるのと同じだ」
農地に10人ほどの魔族が来た。
武器を持っているので、もう脱走犯とバレているかな。
「何をしている、ここはストラマーベル様の農地だぞ。燃やしたのか!」
「みればわかるでしょ、私が燃やしたわよ、文句あるの、魔族さん」
「燃やしていいわけない。お前らはどこから来た、、、あれ、あなたはゲートでは、、、、まさか魔人ゲートか、、、牢獄にいたはずでは!」
「脱走したんだ」
「脱走犯だあああああ」
「ゲートが脱走したぞおおおおお」
「うるさいな、お前ら、そこで死んでろ、私はミラーだあああ!」
ミラーは追ってきたも魔族に魔法を出す。
魔法を使えるようだ。
ほんの軽い攻撃だろうが、魔族の10人は一瞬で消えた。
一瞬ではあるがミラーの底知れぬ力を見る。
「マジか、、、えげつない強さ、、、」
「これが元、、、魔王の力か、、、あっさりと魔族を、、、これなら魔都の占拠も不可能ではい」
「私を誰だと思っているのだ。北の魔王だったのだぞ。さあ、コメ農地は燃やした。これから魔都を占領してやろう、あははは」
「元魔王だろ」
「元でも同じだ!」
「でもミラーが外に出た。これで4人の魔王に加えてミラーが加わる。5人魔王がいることになる。魔族の世界は混乱は避けられない」
「混乱、、、いいわね、好きな言葉だわ」
コメ農地は燃え盛るなか、魔王城に移動する。
元魔王とはいえ、現在の北の魔王は新たになった魔王だろう。
ストラマーベルがミラーを牢獄にしたのがあるからだ。




