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『錬金1037話 魔人ゲート視点 牢獄から出る』

『錬金1037話 魔人ゲート視点 牢獄から出る』


 ミラーに俺は協力すると約束した。

 約束したらミラーは笑って受けた。

 決まりだ。

 これで、もう後戻りは出来ない。

 失敗は許されない作戦だ。

 まずは、牢獄から出るのが先だ。

 カナジョとタイセイも俺を信じる頷く。


「ゲート様。ミラーと約束したのはいいのですが、カナジョにはさっぱりわかりません。カナジョにわかるように説明して欲しいな」


「これから説明する。この魔都のにはまだ俺の配下の魔族がいる。ストラマーベルが処刑したのもいるが、牢獄に入ったのもいる。しかし気づかれずに魔都にいる魔族がいるのだ。その魔族に協力させる」


「いるのですか、協力者が。それは力強いです。呼びましょう」


「さすがゲート様です。ストラマーベルが恐れた方です。牢獄から出れる時が来るわけです」


「その魔族には俺の操り人形スキルを使用してある。ここに呼ぶ。そして牢獄から出る。そこからは勝負だ。ミラーとで大変なことになるぞ。魔王城には魔王少女隊がいる。あれと必ず戦うのは避けられないだろう。それ以外にも魔王軍の奴らが来る。戦うことになるぞ」


「カナジョはやります」


「俺もやりますよ、ゲート様についていきます」


 カナジョとタイセイは作戦に反対しなかった。

 むしろやる気があった。

 俺のスキルは操り人形スキル。

 相手にこのスキルを使うことで、本人の意思とは関係なく操作できる。

 戦わせたり、俺を守らせるのも自由だ。

 戦いだけでなく、普通に暮らさせるのも可能なので、長期間操り人形化させるのもできる。

 ただし操り人形にさせるには条件はある。

 無条件に操り人形にはさせられないので制限がある。

 俺よりも格上は当然に操作は不可能だ。

 俺よりも弱い者に限定される。

 以前にフェンリル族と女、モフルンを操り人形にしたのは、あの時は薬で精神的に弱っていた時だった為だ。

 意識が弱くなると肉体的には強くても操り人形にできる場合もある。

 今回呼ぶのは、操り人形をしてある魔族。

 俺が以前からスキルをかけてあったのだ。

 こういうこともあると思ってだ。

 何事も何十にも先手を打っておくのが勝つ為には必要。

 そこで俺はスキルでその魔族を牢獄に呼ぶ。

 しばらくして、


「ゲート様、どうなの。何も来ないですよ」


「もうすぐ来るさ。俺の操り人形だ。大丈夫だ」


「ストラマーベルに処刑されいるのもあると思いますが」


「早く来い〜〜〜」

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