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『錬金1035話 魔人ゲート視点 魔都の牢獄』

『錬金1035話 魔人ゲート視点 魔都の牢獄』


 なぜ怒ったのか。

 ストラマーベルは怒るからには、余程のことだ。

 まして相手は魔王。

 魔王と魔王とで怒るのは危険である。

 ストラマーベルが死ぬのもあり得る。

 それでも怒ったと。


「なぜ怒ったのか?」


「怒ったよ。私がストラマーベルの魔都及び魔族の領地にある全てのコメ農地を全滅させる。燃やしてしまう。それを認めろと私が言ったのだ。そしたらストラマーベルがブチ切れて、魔将娘やら、少女隊やらで、私を潰したのだ。さすがに私一人では無理だろう」


「えええええええええーーーーー、魔都とかのコメ農地を全部燃やす!」


「そりゃ、キレるよ!」


「魔族としてどうなの!」


「私は牢獄行きとなったわけだ。それからここにいる」


 コメを反対しているのがミラー。

 それで魔都のコメ農地を燃やすか。

 なんとなく怒ったのも想像できるな。

 あれはコメが好きだった。

 専属料理人までいたしな。

 今もいるのか、知らないが。


「ストラマーベルは俺が知っている限りにおいて、コメ農地を大切にしていた。コメが好きだったと聞いた。専属料理人がいて、聞いたことがある。そりゃ怒るな」


「魔王さん、やらかしたわね」


「やらかした言うな! 魔族のために言ったのだ。人族を滅ぼすのだろ魔族は。魔族の敵。コメ農地は敵! だがら私は反コメ同盟を結成して会長になった。タイセイも登録してあげよう」


「なりたくねえ!」


「それで、ミラーが反コメ思想なのはわかった。それと魔都を脱出しない理由はまさかお前は脱出しない理由て」


 俺は話している最中にミラーの考えていることを察した。

 もしかしてと。

 俺の考えていたのは、牢獄を脱出して、魔都にいる魔王軍から逃れて脱出する。

 これが考えだった。

 しかしミラーはもっと面白いことをしたいという。


「ゲート様、わかったの?」


「わかった。ミラーが面白いてのは、最初に牢獄を脱出する。その後に魔都から逃げるのではなくて、魔都のさに残る。そこで魔都のコメ農地を燃やす、どうだ?」


「あははははは、正解ーーー、ゲート大正解!」


「だから、静かに話せって!」


「警備が来ます!」


「おい、ミラー、静かにしなさい」


「はいよ」


 また警備に注意させる。

 しかし俺の考えていたのが当たった。

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