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『錬金1027話 クリームパスタを食べる』

『錬金1027話 クリームパスタを食べる』


 食堂は人でいっぱいだ。

 すでに食べている人もいる。

 料理を取りに行こうとした。

 出された料理をスイが見て、


「これは何かな、初めて見る料理だ。白いな」


「なんだろう」


「麺です、パスタですね。前はトマトパスタは食べた」


「これはクリームだな」


「クリーム?」


「うん、牛乳から出来るクリームソースだ」


 意外な料理だった。

 クリームパスタだ。

 皿には白いクリームが麺とからまっている。

 クリーム独特の匂いもいい。


「クリームパスタですわ~よくご存じですわ、さすが町長」


「出た!」


「出ました、料理美魔女3姉妹! タンパ!」


「魔族流クリームパスタでございます。リザドの牛乳から作りましたホワイトソースを使ってますのよ」


「リザドの牛乳と麺が合わさった料理なんですね、美味しそう!」


「いただきます~」


 料理美魔女3姉妹から紹介をされた。

 やはりクリームパスタだった。

 しかも魔族流。

 3姉妹のエロティックな香りがクリームと重なる。

 凄く興奮して俺も食べた。

 美味いな!


「美味しい、牛乳のクリームがとてもいい」


「麺と絡めるととまらないわ」


「牛乳にはこういう使い方もあるんですね」


「俺もクリームソースは好きだよ」


 みんな止まらない勢いで食べていた。

 周りからも、大好評のようだ。

 3姉妹は忙しい。

 お代わりを要求するのも少なくないからだ。

 この料理が出せるなら、もう一流のイタリア店とかだせるよな。

 そして料理を食べ終わる頃になった。

 3姉妹がみんなの前に来たのだった。

 どうした?


「どうしたのかしら、、、」


「タンパが話すようだな、、」


 長女タンパが出てきて、


「皆さん今日の料理は魔族流のクリームパスタです。もう食べ終わる頃ですよね。そこで食後にドリンクをご用意しました。コーヒーです。コーヒーは最近に町長が農地で栽培したコーヒーですので、お飲みください」


 タンパが説明してのはコーヒー。

 用意が出来ていると。

 そういわれるとコーヒーの香りが漂ってくる。


「どうやらコーヒーのようですね。さっそく料理後に出てきました」


「もう出てきたのね」


「みんな飲んでますよ」


 コーヒーが出てきて、住人はコーヒーを飲も、奇妙な顔だ。

 たぶん初めてみるドリンクの人もいるだろう。


「初めてだな、、、コーヒー、、、苦いぞ、、、でも美味いかも!」

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