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『錬金1019話 タップ視点 ヤニス国王に報告』

『錬金1019話 タップ視点 ヤニス国王に報告』


 迷宮の魔族は俺が見たがとてもフランツの仲間ともフレンドリーだった。

 魔王とも普通に接していた。

 こんなに仲良い魔族は見たことない。

 そういえば王都で麺を食っている時に、フランツが来た。

 そこにはフランツ、アイスドラゴンのスイ、知らない人族がいた。

 何をしに来てたのか。

 謎だよな。

 観光に来ていたのか。

 ご飯を食べに来たから、観光かな。


「迷宮については、今後も要注意だ。とにかくフランツの町は要注意とする。監視をする必要もある。いつ王都に攻めてくるかわからないのだ。もしかしたら、迷宮の魔族を戦力に加えているとも考えられるだろう。そうなったら王都は非常事態だ」


「じゃい、国王様。軍師として即急に対応します。騎士団にもフランツの町が変な行動をしないか、監視させます。タップの冒険者ギルトには、フランツの町と戦える冒険者を探させます。勇者パーティーもいつでも王都を守るようにさせます」


「軍師に従ってくれルーリン、タップ」


「あの~~~」


 ルーリンが返事をしなかった。

 普通なら国王に言われたのだ。

 はい、と言うもの。

 しかしルーリンはしない。

 グラティアスの件がある。

 きっとグラティアスのことをここで話すのだ。

 あいつら今は東に着いたのかな。


「ルーリン、騎士団が行動するのが不服かね?」


「勇者パーティーについては、まだ報告してませんでしたが、私は情報を持ってます」


「うん、言いなさい」


「竜巻で飛ばされて、辺境の領地付近に行った。すると勇者パーティーがいました、ていうか激突したのですが。そこで勇者パーティーと別れました。私とタップはフランツの町を見るとした。勇者パーティーはフランツの町には行かないとした」


 ルーリンがグラティアスのことを話すと、疑問に思う国王。

 今までの話は俺とルーリンがフランツの町に行った話。

 勇者パーティーはどこにも出てこなかった。

 当然に驚くだろうな。

 グラティアスらがこの話に関わってくるのかと。

 そして問題はグラティアスらは、ターバンド国を裏切ったのかだ。

 真相は不明ですな。


「勇者パーティーもいた? 初めて聞いたぞ。なぜ辺境の領地にいたのか。タップとルーリンが行ったのは、魔竜が飛ばしたのだと聞いた。それも恐ろしい話だが。だけど勇者パーティーは飛ばされたのは聞いてないぞ」

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