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もしも、明日
もしも明日世界が滅びるなら、
何もかも放り出して君に会いに行くよ。
特別なことなんて何もなくていい。
ただ君の隣にいたいだけ。
君が笑っていてくれるなら、
他に欲しいものなんて何もない。
いつものように食事を作って、
少しこげた料理だって、
僕らにかかれば笑いの種でしかないだろう?
そして君の手をとって最期の眠りにつこう。
君の寝息を数えながら、
僕もゆっくりと眠りに落ちるんだ。
僕にとっての世界の終わりは、
大切な君との大切な時間の中にある。
けれど、世界は容赦なく滅びるんだ。
もしもいつか、永い眠りから覚めたとき、
そこに君がいてくれなくても、
幸せな余韻に浸って、
目覚めることが出来るだろう。
けれどそれはきっと、遠い世界の別の誰かの物語なんだろうね。




