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異世界サバゲーマー  作者: Kanra
大決戦そして終結の地 日本へ
89/92

空母発見

 レーダーが敵空母を捉えた。

「大型空母確認。隻数3。」

 後席のジェーニが言う。

「了解。海面スレスレで飛んで空母に突入。ミサイルぶつけてあの世へレッツゴーっと行こう。」

 前方に空母が3隻。その他、随伴艦が見えた。

「ロックオン出来てるよ!」

「マジ?なら、ミサイル発射!」

 一発だけ撃つ。

 発射されたAIM‐9は先頭にいた大型空母に命中。空母は爆発し艦首が沈み始めている。

「このまま音速突破して衝撃波で壊す!」

 超音速を出すため、機首を下げ、アフターバーナー点火。

(低高度で音速を出す場合、マッハ2以上出さなければ、自分が出す衝撃波が地面に跳ね返ってきて自分も吹っ飛ぶ。)

 まもなくマッハ2になる。

 高度を限界まで下げて、敵艦隊の真上を通過。

 真下にいた艦がバラバラに砕け散る。

「やったのは空母!?」

「違う。護衛している木造帆船よ。でも、空母も損傷したみたいね。このまま真上からミサイルを撃って。」

「この機はもうお爺さんよ!ファントムお爺さんって呼ばれているくらいね!無茶苦茶やらせる。まっ、異世界に来たファントムは、これくらい派手なことしなきゃ、満足出来ないでしょう。Gに備えて!」

 F‐4を急上昇させ、空母の真上から垂直降下。

(インメルマンターンからの急降下。こんな曲芸、ブルーインパルスに匹敵する。百里でやったらぶん殴られるわねきっと。でも―。)

 前方に、さっきの衝撃波で損傷した空母を捉える。

「行ける。ロックオンしているよ!」

「一発ぶちかませ!」

 AIM‐9を発射。

「引き起こせ!海面に突っ込む!」 

「やってるよ!分解するな!持ってくれ!」

 思いっきり操縦桿を引く。

 機首が上がる。

 海面ギリギリで上昇を開始。

 真下で空母が爆発。

「やった!」

 だが、敵艦隊の対空砲も火を吹いている。

「残る空母は1。竜騎士達が出てきている。この状態だと、また前からアタックしなければ―。」

「やるわよ。ジェーニ。怖かったら、脱出してもいいわよ。」

「いいえ。逃げない。マリと一緒なら、怖くない。斜影がこの場面を見ているかは分らないけど、今はマリと一緒だから。」

 それに、マリは沈黙で答える。

「再度、マッハ2以上出して突っ込む。オラオラもっと早く飛べこの。」

「戦闘機乗りは血の気が増えるのか、女性も男みたいになってしまう。上等よ。いいぞいいぞいい感じよ。」

 全身の血が煮えたぎったかのように感じるマリとジェーニ。

 F‐4を再度加速させ、マッハ2以上の超音速で低高度進入。

「ミサイル発射!機銃も同時に喰らえ!」

 甲板に並ぶ60近い龍に機銃掃射。

 竜騎士団は飛び立てず、機銃でバラバラになる。そして、空母も吹っ飛ぶ。

「よし。ミッション終了。燃料が続く限り、本隊の対空護衛に向かうわよ。」

 マリが言う。しかしジェーニはなかなか返事ができない。

「ジェーニ?」

「ゲッホゴホ。」

「やりすぎた?」

「一瞬、死にかけたわよ。」

「あっ―。それなら、一度「酒匂」に戻って―。」

「いいえ。本隊の対空護衛を―。」

 だが、マリはF‐4を「酒匂」向けていた。


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