表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界サバゲーマー  作者: Kanra
大決戦そして終結の地 日本へ
85/92

第一次艦隊決戦

 斜影の乗るのは軽巡洋艦「矢矧」だ。

 生き残った10隻のジパング帝国海軍主力艦隊の艦名は改名していた。

 斜影はその際、敢えて天一号作戦(菊水作戦)時の第一遊撃部隊と同じ艦名にした。

 出航直前、なんとか修理と建造を前倒しした艦も参加する事となった。

 駆逐艦3隻と、航空母艦4隻。

 駆逐艦「花月」「榧」「槙」。航空母艦「天城」「葛城」「信濃」「隼鷹」だ。

 この艦の名前も、全て日本海軍の船の名前だ。

 更に、エンノシマ攻略のため、航空部隊も出撃している。

 しかし、一部の戦艦は修理が間に合わず、後方待機になってしまった。

(日本海軍の歴史にもしもリンクしているなら、「天城」「信濃」もやられる。だが、「花月」「榧」「槙」はどうなるか分らない。)

 出航して数時間、

「大和より入電。前方にコロセアム海軍の潜水艦らしき艦影確認!」

 と、通信手が言う。

(史実なら、ここで第一遊撃部隊は察知される事になっている。その潜水艦がどうなったかは知らんが、もし、こっちを察知され、それが伝わる前にこっちが潜水艦を潰したら、話は別だ。だが、対潜兵力は少ない。そうとなるとだ。)

「大和へ打電。潜水艦は俺に任せろ。」

 斜影は、89式を携えて来た。レーザーガンと化した事で、M134より、89式の方が強力になっているからだ。

 スコープが、潜水艦の形をサーモセンサーのように捉える。

「沈める!」

 空の通常マガジンを装填し、セレクターをフルオートにし、引き金を引く。

 レーザーが発射される。

 海中に着弾。海が割れ、潜水艦の姿が露になる。

 だが、海を割っているせいか、レーザーガンの威力が低下。潜水艦の装甲を貫けない。

 戦艦「大和」が前に出る。

 副砲が火を吹いた。

 軽巡洋艦「矢矧」も発砲。

 潜水艦の装甲を貫いた。潜水艦に大穴が開いて艦内の人々がパニックになっているのが見えた瞬間、海が元に戻った。潜水艦は轟沈である。誰一人、海面に浮かんで来ない。

(無理もない。ああなってしまうと、コンテナに閉じ込められて海に落とされたのと同じだ。誰も助かりゃしないよ。)

 艦橋の最上部から、89式を発砲した斜影は、海面に向かって敬礼する。

(敵とて、敬意を払わねば。)

 だが、潜水艦の撃沈は遅かった。

 上空の雲の中から、大量の赤龍が現れたのだ。

「おいおい。本当にやるのか。異世界の旧日本海軍対異世界の魔法帝国軍ってのを。俺のこの銃で、何処まで戦えるか―。」

 この場に、ミーリャ達はいない。居るのはカトリーヌだ。

 本来、この任務は斜影の本来の任務からは完全に外れている。

(ミーリャ。俺、戻れなかったらゴメンよ。)

 と、思い、空に向かって89式を発砲。

(もし、これがこの世界の坊の岬沖海戦なら、俺はここで死ぬだろう。)

 全ての艦が対空戦闘用意。

 空母からも、航空機が発艦する。だが、4隻の空母に分配出来たのは100機強。効率的に戦わないと、皆殺しにされるような物だろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ