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異世界サバゲーマー 作者:Kanra

開戦の兆し

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押し返せ!

 気球で上陸した敵部隊は、徐々に戦力を無くしていた。
 斜影とミーリャも、交戦していた敵部隊を撃破した。
 斜影は弾を複製してマガジンに給弾していた。
 別働隊が路地を進む。
「敵は?」
 と、斜影が聞く。
「第4地区の敵は全て殲滅。残るは海岸地域に潜水艇で上陸した1小隊です。」
「敵の人数は?」
「おそらく30人です。」
「分かった。」
 斜影とミーリャは立ち上がると、海岸地域に向かう。
「弾は通常マガジンに満タン。シェル2本満タン。これだけあればなんとかなるでしょ。」
 と、ミーリャは言うが、
「出来れば、多弾も満タンにしたかった。念には念を入れておかんと。」
 と、斜影は言う。
「さっき、空飛んでたのは―」
「マリの戦闘機―。俺のいた世界の武器だよ。空から船を攻撃するつもりだろう。」
 海岸へ通じる道から海を見ると、敵の木造船がF‐4に攻撃されて轟沈するのが見えた。
 攻撃を終えて一段離脱するF‐4が、斜影とミーリャの真上を轟音と共に通過。
「クソ。戦闘機まで来たら、マジの戦場感が半端じゃないんだけど。」
 と、斜影は言った。
 前方で戦闘が起こっていた。
 前進中の味方の前に、敵がいるらしい。
「前方の倒れたベニヤ板の後に4人。1人が爆薬を持っている。」
 その時、筒状の物が飛んできた。
「危ない!隠れろ!」
 全員が物陰に隠れる。
 空中で筒が爆発。威力は弱いが紛れもなく爆弾だった。
 爆発のスキをついて、敵部隊が前進してくる。
 斜影はとっさに、フルオートで銃撃。
 敵は慌てて何かに隠れる。
「1人逃した!爆弾持ってる奴だ!」
 斜影が叫ぶ。
 味方が前進し、撃ち逃した敵を倒す。
 そして、再度前進。
 その時、爆弾の爆発で死んだ味方がいた事に気付いた。
(ここは、サバゲー場ではなく、マジの戦場だ。)
 と、斜影はこれを見て実感した。
 海岸線に着くと、上陸部隊と味方部隊との激しい戦闘が繰り広げられていた。
 F‐4が海岸線に近付く1隻の大型揚陸艦に対し、機銃を撃つがそれでは沈まない。
 揚陸艦はこの1隻だけだが、この1隻から敵が潜水艇や小型艇でウジャウジャ押し寄せてくる。
 斜影はBB弾を40発複製してそれを89式の通常マガジンに装填し、戦闘に加わる。
 ミーリャもスパス12で応戦する。
 敵は光線を撃ってくる。
 近くに着弾し味方が2人やられた。
 光線を撃ってきたあたりに、10発撃ち込むと敵兵が光線を放つ。
「伏せろ!」
 斜影が叫び、伏せる。
 光線が着弾したと同時に、再度斜影がセミオートで応戦。
 敵兵が倒れた。
 その時、大爆発が起きた。
 F‐4が上空を通過。
 沖を見ると大型揚陸艦が爆発していた。
「まさか、サイドワインダーでも喰らわせたのかマリ。」
 そのまさかのようだ。
 またも、F‐4がミサイルを撃ち、沖にいた別の船を沈めた。これで、敵艦船は全て殲滅したらしい。
 残るは、上陸した部隊だけだった。

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