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異世界サバゲーマー  作者: Kanra
白銀の地
35/92

吹雪の中

 3人全員が気絶していた。

 吹雪が3人を襲う。

 一番初めに目を覚ましたのは斜影だった。

 すぐに、ハーフトラックのエンジンを見たがエンジンはかかっていた。

 だが、燃料タンクが空になってしまいそうだった。

 しかし、すぐに給油は出来なかった。

 既に夜になっていて、吹きさらしの荷台には雪が入り込み、ミーリャはそこに倒れ、マリに至っては氷の地面に倒れた上に雪が積もっていた。

 このままでは2人とも凍死してしまう。

 幸い、2人はまだ息がある。

 荷台には野営用の道具もあり、その中にはテントもあった。

 マリを荷台に乗せるが、斜影もケガをしているため時間がかかる。ようやくマリを荷台に乗せた後、テントを荷台に被せ、中を温めようと、固形燃料をランプの中で燃やし、一酸化炭素中毒にならないよう、僅かにテントに隙間を作り、燃え移らないよう、ランプとテントの間を離した上で、斜影は燃料を手動のポンプで給油する。

 斜影には吹雪が容赦なく襲いかかる。

 おまけに、傷が痛い。

 燃料を10L入れた所で力尽きて、何か食べようと考えた。

 寒さに体力を急激に奪われたようだ。

 レトルトの戦闘糧食から、缶に入った肉と乾パンを見つけた。

 とりあえず、缶を開けて肉を食べてみるとそれはコンビーフのようだった。

「サバゲー以上のサバイバルだ。これは、陸上自衛隊のレンジャーか。」

 と、斜影はボヤく。

 マリが目を覚ました。

 マリも怪我していたが、アザが出来ただけですんだようだ。

 ミーリャも目を覚ました。

 しかし、斜影は二人に「休んでいろ」と言い、二人に乾パンとコンビーフを渡して自分はまた、燃料を給油しながら周囲を警戒する。

 吹雪は一時的な物だったらしい。急に天候が回復し星空が広がる。

 星座絵の描かれた星空に、オーロラが広がり不気味な夜空だが、オーロラの明りで周囲の状況が何となくわかった。

 今いる場所は、変わらず何処までも続く白銀の世界だった。

 しかし、斜影はそれを確認して倒れた。


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