リーダー遂に発狂
そして俺は遂に太一達のパーティーに入ることにした。その事を太一に伝えるやいなや大興奮、叫んでいる、すごくうるさい( 当たり前か... )。
俺はどういう行動をすればいいか分からず、呆然と立ち尽くしていた。傍から見ればただただ変なヤツらである。
太一のうるさい叫び声によってメンバー集合。
おいおいなんだなんだとガヤも増えてきた。早く逃げ出したい一心である。恥ずかしい...
太一が徐に俺の手を取り、「我がパーティに入ってくれるのか?!」と目を輝かせ俺に問うた。
「そ、そうです。そのつもりでさっき言ったんっすけど...」
「ひゃほォォォォォォォォゥゥゥゥゥゥ!!!!」またしても発狂。
だから恥ずかしいからやめてくれお願いだ。
やめてくれェェェェ。
すると太一同様のテンションで遅れて仙ちゃん登場。
俺の周りは宴や祭りのごとく騒がしい。
やめてくれ...お願いだ...俺の周りで騒がないでェェェェ...
すると唯一と言っていいほどの真面目な愛斗登場で俺、安心。
「お前ら落ち着けよ」と堪忍袋の緒が切れたかのような冷ややかなテンションでやってきた。
仙ちゃん、太一なんと土下座。
「すっませんでしたァァァァァァ」
ゴツンという音を立て頭を下げた。
わぁお!すげぇ!
このパーティー、リーダーが誰なのかよく分からなくなってきた...
愛斗がすっと手を出し俺に握手を求めた。
「んじゃ、これから宜しくねー。」軽っ。けどいちばん逆らったらダメなやつだ。と俺は思った。
「夜、よろしくお願いします...」俺は声を震わしながら握手を返した。