ハーレム関係人物編
名前:ライリー・ビスリ・ヘヴェンス・スティート・マクガルド
種族:天族
年齢:八
通称はライル。
フェリスの連れ子であり、銀色の毛並みを持ち額には小さな角が生えていて、大きさは柴犬ほどだが、愛嬌たっぷりの可愛らしさを放っている。
子狼姿の時は話がまったく出来ず、普通に鳴くだけ。ただし、精霊文字は人化していなくとも真人よりも読める。
ヴェロン帝国編において、ローリー教授の指導により、人化出来るようになった。
銀髪と金の瞳以外は真人の幼少期そっくりなので、笑顔だけで回りに幸せを振りまくという特殊? 技能を持つ。
その身体能力は同年代の人族の子供を軽く凌駕し、十四、五歳の少年とほぼ同等の力を発揮する。
種族固有技の反射魔方陣が既に使える。
真人にべたべたに懐いており、引き剥がすと大泣きをされてしまう為、これにはフェリスが一番苦慮している様だ。
真人の事を「すけべなおとーさん」と呼ぶように、初対面の人であっても同じように容赦が無い。しかも悪気がまったく無いので、手に負えない。
ただ、これに関しては男性限定なので女性陣は安心している。
ライルを泣かす事は身内内ではご法度の為、ある意味、家族内で最強の人物である。
名前:ゴンザ・ミール
種族:人族
年齢:34
元は酒場経営者。
その実、冒険者ランク五段まで上り詰めた凄腕で、〝粉砕〟の二つ名を持っている。
真人達に着いて行く切欠は店舗の崩壊が直接の原因だが、その原因に結びついた出来事が、リエルの永久の契約を発端とする真人との決闘という、自業自得に近い状況なので笑うに笑えないのだが、本人にその自覚はまったく無い。
体術に関しては、真人にとって初の師匠とも呼べる人物ではあるが、実際の所、教えているうちに手に負えなくなり、現在はライルの相手をしているのが実情である。
だが、そのライルにも組み伏せられると太刀打ちが出来ない、という情けない状態になっているのだが、生来の能天気が災いし、まったく気が付いていない。
得意な得物はハルバートで、それを使わせれば北の地では最強の一角に数えられる腕前を持ち、決闘時、真人を本気にさせた程である。
そんな凄腕ではあるが、現在仲間内では、ライルのお守り役兼遊び相手に納まっている。
名前:ローリー・ケルロス
種族:魔獣(三頭犬)
年齢:?
真人が狩りで怪我をした時に出会った不思議な三頭犬。
何度か会ううちに、真人にローリーと命名され、豊富な魔法の知識から、教授と呼ばれている。
人化に関してはフェリスとライルの師であり、フェリスが幼少の頃は教育係もしていた様だ。
人化時の姿は、真人が危ぶむほどのイケメン。
言葉遣いは丁寧なのだが、思考自体が魔獣の物であり、人を人とも思わない言動を良くする。
その癖、人の事が好き、と言う矛盾した事も言っていた。
遥か昔に理魔法を確立したと言われる、ケロ・ベロスその人であり、今も魔法の研鑽を怠らず、魔獣でありながらその実力はウェスラに匹敵するばかりか、精密な使用に関しては遥かに上回る実力を有している。
真人の女装を理想の人化と見ている節があり、現在はそれが最大の目標である様だ。
真人曰く「三倍の速さで頭を使う奴」
だが、赤くは無い。