ハーレム編
こちらは妹のオマケ登場人物紹介です。随時追加していく予定ですが、本文を書く合間に書いていますので、進みはものすごく遅いです。
名前:狭間真人(マサト・ハザマ)
種族:人族(地球産の日本人)
年齢:十七
言わずと知れた本作の主人公であり、付録の召喚者。
チート級身体能力保持者で有り、ついでに、発動すると死の危険があるチートも保持している。
魔力量に関しては、チートとまでは行かないが、質だけを見れば、デュナルモ大陸の全種族中、最高値を誇る。
手を差し伸べられれば誰でも助けてしまう程のお人好しで、一見すると何事にも動じない様に見受けられるが、実際は意外と沸点が低く、怒りっぽい部分も有る。
普段は空きだらけで、簡単に唇を奪われて永久の契約を結ばれてしまう程なのだが、いざ戦いとなると、熟練の相手でも易々とは手が出せない程の覇気を纏う。
最近になって親馬鹿と言う事が判明した。
意外とスケベ。
ハーレムを形成しているにも関わらず、ハーレムを作る気は無い、と常に豪語している。
ちなみに、甲斐性は無い様で、ヒモ属性が付随している。
本人曰く「俺はヒモじゃねえ!」との事。
しかし、実際はヒモから抜け出せずに居る模様。
名前:ウェスラ・アイシン
種族:不明
年齢:不明
妻その一。
ハーレム内ではその知識を生かした知恵袋担当。
足首まで届きそうな銀髪に翡翠色の瞳で、褐色の肌を持つ美人。スタイルも良く、真人の理想的な体型をしているらしい。
真人曰く、妹を太陽と形容するならば、ウェスラは月、との事。
デュナルモ大陸では、最高の魔導師と呼ばれている。
ユセルフ王国国王を騙し、狭間兄妹を我侭で呼び出した張本人であり、真人と最初に永久の契約を結んだ人物。
言葉遣いが年寄りくさく、語尾が「~じゃ」となる。最初は気にして治そうとしていた様だが、現在、その心算は全く無い様だ。
年齢は不明だが、かなりの年月を生きているらしく、彼女が知らない事は他の者も知らない事が多い。
我侭を叶えてやる、と言った真人の事はかなり信頼している。その所為か、他者に対しては生来の我侭振りを発揮して傲慢な態度を取る事も有るが、彼に諌められると直ぐに引き下がる、と言う従順な一面も持つ。
また、意外と純情な所もあり、可愛い素振りを見せては真人を和ませている。
魔力量は狭間兄妹が召還されるまでは、デュナルモ大陸では一、二を争うほどだった。
得意な魔法は理魔法を使った、大規模殲滅型の超広範囲魔法。
本人曰く「ワシがマサトの一番なんじゃ!」との事。
これに付いては真人も異論は無い模様で、彼の中でも第一夫人の座を完全に確保している。
名前:アルシェアナ・ファム・ユセルフ
種族:人族(クォーターエルフ)
年齢:十七
妻その二。
身内内での呼び名はアルシェ。
可憐にはアルちゃんと呼ばれている。
狭間兄妹を出迎え、召喚理由を告げた人物で、ユセルフ王国の第三王女。
金髪ストレートの髪に白い肌と蒼い瞳の美少女で、普段は上は着物の様な服を纏い、下はスカートにブーツという和洋折衷スタイルがデフォルトである。
ハーレム内ではその立場上、一番のブルジョア。
真人が一番頭の上がらない人物でもある。
その力業は、圧巻、の一言で、時には現国王である父すらも言い包める程。
永久を結んだのは二番目だが、実は召還時に一目惚れしている。
微妙に純情だったり、晩熟気味だったりと、大人し目の性格をしているが、思い切りの良さは、流石は王族、と言えるほどでもある。
ただ、公務が有る為、真人の傍に居る時間が短い事に少々不満を持っている様で、事有る毎に無茶なお願いもしている様である。
真人の第一子を妊娠したお陰で、他の妻よりもアドバンテージが高くなった。
最も、本人はウェスラ・アイシンを差し置いてまで、一番で在りたいは思っていない模様。
しかし、余り妻を増やして欲しくはない様で、増えるたびに真人を叱っている。
本人曰く「どこまで増やす心算ですか!」との事。
これには真人も反論出来ていない模様。
ヴェロン帝国編では、妊娠発覚によりユセルフ王国王都セルスリウスにて、養生中。
名前:サレシア・ラズウェル
種族:エルフ族
年齢:七十
妻その三
身内内での呼び名はシア。
狭間兄妹を出迎えた一人で、アルシェアナ第三王女付きの秘書官をしている。
燃える様な赤い髪にメガネを掛け、理知的だが妖艶な美女。
真人の第一印象は「エロゲに出てくる女教師」
三番目の永久の契約者。
「王女の秘書官だから常に傍に居る為」という訳の分からない理由で結び、真人を困惑させた人。
それは真人弄りにも如何なく発揮され、傍から見れば、夫婦漫才をしているかの様にも見える。
彼を「糸様」と呼び、おかしな慕い方をしている。
感情を表に出さない為、その表情からは何も読み取る事は出来ないが、たまに褒められると、無表情のまま顔を赤くするという器用な事をするらしい。
長命のエルフ族らしく、その容姿とは年齢が掛け離れており、見た目は人族の二十歳程であるが、実際は七十歳である。しかし、エルフではまだ若い方でもある。
真人と永久を結んだ後も、王女の秘書官を辞する事無く続けており、微妙な立場となっているのも確かなのだが、本人がそれを気にする素振りは無い。
本人曰く「マサトは立派なヒモに育てます」との事。
彼はそれを拒否し続けているが、実際は徐々に育っている様で、密かにほくそ笑んでいる様だ。
ヴェロン帝国編では、ユセルフ王国セルスリウスにて、アルシェアナ王女を気遣い身の回りの世話をしている。
名前:キシュア・ヴィ・ジレダルト
種族:吸血族
年齢:百十四
妻その四
真人が城を放逐された際に向かった屋敷に居た吸血族。
緩いウェーブの掛かった青い髪に真紅の瞳を持った非常に愛らしい顔立ちの美少女。
真人を眷属化しようとするも、それを阻まれた挙句、紅、と名乗る真人とは別人格に因って滅ぼされかけたが、ウェスラ達に阻まれている間に、蒼、と名乗る別人格に入れ替わった真人に、その身に掛かっていた呪いを解かれると共に、失った手足を戻された。
その後、彼が元に戻ると、ウェスラと同じような遣り取りをして永久を結んだ。
戦闘時のスタイルはゴスロリ服で、使う魔法は死霊術による複数の死霊の使役。
また、オスクォルの魔器と呼ばれる、触れた物全てを喰らう剣を所有しており、剣技に関しても可憐と同等以上の物を持つ。
容姿が一番幼いにも関わらず一番エロい。
ハーレム内では序列的には四番目なのだが、そのエロさと甘えん坊ぶりを如何なく発揮し、序列など関係ない、とばかりに、真人にべったりと張り付いている。
彼女曰く「妻とは、何時如何なる時でも夫の要求に答えるもの」との事。
お陰で真人は、鼻の下を伸ばす事に忙しい様である。
名前:ローザ・スヴィンセン
種族:人虎族
年齢:十九
妻その五
冒険者相互互助組合セルスリウス支部の待合室で真人と出会い、その時は他の冒険者に絡まれ、挑発していたのを止めた。
その後、実技試験待合室で再び出会い、キシュアといちゃつく現場を目撃し、恥ずかしさの余り我を忘れて剣を振ったものの防がれてしまい、勝負を吹っ掛けるも、即座に却下され落ち込んだ。
「嫁になる時はこの剣が折れた時」と掲げた際、剣が折れてしまい、その時は真人に逃げられてしまったが、真人が試合後動けないのを良い事に、勝負を勝手に始め、自身の生乳を見せ付ける事により、勝利を収め、永久の契約を結んだ。
大人しい性格をしているものの、自分の意見ははっきりと言う。
一番の常識人で、皆のストッパー役、なのだが、どういう訳かエロ方面だけは寛大で、真人を困らせる事もしばしば有る。
その原因はキシュアにある様なのだが、矯正しようにもすでに手遅れで、率先してエロい方向へと進もうとする。
常に一歩引いた位置に身を置き、他の者達比べると若干の遠慮が見られる。
ハーレム内随一の巨乳の持ち主且つ、酒豪。
酔っ払った真人曰く「家一番の双子山」
酒に強過ぎて、中々酔えず、皆の痴態を見て歯噛みしている。
彼女曰く「酔い方を教えて欲しい」との事。
だが、それに関しては、誰も答えを持ち合わせていない。
名前:フェリシアン・ビスリ・ヘヴェンス・スティート・マクガルド
種族:天族
年齢:不明
妻その六
通称はフェリス。
真人達が初依頼である黒妖犬討伐の折、天駆けて現れたフェンリルの女王。
その体躯は体高七、八メートルにも及ぶ、金色の瞳の巨大な狼。
全身を白銀に煌く毛に覆われ、遠目に見れば鎧を纏っているかの様で、額からは巨大で鋭い角を生やしている。
人化した際の姿は、瞳の色はそのままに、虹色に輝く髪に、天の名工が作り上げたとしか思えない程の均整の取れた肢体を持つ。
攫われた我が子を取り戻す為、真人に依頼をし動向をした。その翌日、寝ている真人を襲い永久を結んだ。
真人の強い力を感じて妻となっただけであって、獣としての本能で一緒になった様なもので、彼に対する信頼度、という面に置いては他の妻たちに比べると低い。
しかし、子供を救い出してくれた事に関しては恩を感じている。また、その子供が真人に懐いている為、傍を離れる事は滅多にない。
人型での戦闘は近接格闘を主体としている。
魔法に関しては種族固有技の魔方陣を使った封じ込めや反射を多用し、あのウェスラの魔法さえも押さえ込んだ。
酔った真人曰く「最高の尻の持ち主」
そして、酔った彼女に言わせれば、真人の股間は大剣との事。
ただし、この事を鮮明に記憶している者は、ローザ只一人である。
名前:リエル・マウシス
種族:悪魔族
年齢:不明
妻その七
出会った最初の頃は真人を女の敵と見做し、実技試験の事故として処理しようと、魔装機ポンちゃんによる抹殺を図るも失敗して、降格の憂き目にあった。
真人との接触そのものはフェリスよりも先なのだが、前述の事もあり、暫くの間は接点がなかった。
二度目の邂逅は真人達が初依頼を探しに来た時。
その折、前回の事があったにも関わらず礼を述べられた事により、彼の事を見直した。
ユセルフ王国政変未遂事件後、幾度か顔を合わせるうちに食事に誘われるようになり、気が付けば毎朝真人達の住処へ食事目当てで入り浸るようになっていた。
魔装機開発者としての一面を持ち、現在、ギルドで使われている殆どの魔装を一手に引き受け開発していたようだ。
最近の発明品には空間拡張魔装機、通称、ヒローゲールくん、がある。
真人の伴侶になったのは打算からのようだが、ヴェロン帝国王都のギルド支部において、彼が自分の為に怒ってくれた事に胸をときめかせ、心のバランスが一気に真人へと傾く切欠となった。
それでもローザと同じく一歩引いた位置に身を置き、自身を律している節もあるが、彼に寄せる信頼はハーレム内では一番厚い。
名前:マリエ・ノムル
種族:人族
年齢:二十三
妻その八
真人がヴェロン帝国帝都ベルンの行府へ向かう途中、暴漢に襲われている所を助けに入った人物。
その後真人を食事に誘い、そこで会った破竜騎士団団長の命を受け、妻となるべく真人に同行した。
散々非常識な事を見せ付けられ、剰え余りのエロさに切れ掛かるという経験までしたのだが、それでも気持ちは揺るがず武道大会直前まで供に過ごした。
そして、武道大会準決勝にて真人の敵として目の前に現れたものの、身内を捕らわれ脅されていた事が判明し彼に助けられた。
決勝では魔神を演じる真人の敵として再び現れ、今まで隠していた弓士としての能力を開放し、魔神真人討伐の決め手となった。
だが、その腕を皇帝とオラス団長に見込まれて強く引き止められてしまい、真人の妻となる事を断念せざるを得なかった。
その彼女との別れの際、真人の心に謎の声が響いたお陰で攫われた挙句、帝都上空で唇を奪われ、帝都の民の前で魔王真人の妻として攫うと宣言までされ、望みが適った。
今までの妻と違い、真人自らの意思で妻とした最初の人物であり、妊娠までが最も短かった人物でもある。
ほんの僅かでは有るがダークエルフの血が混じっており、弓の才能に関しては右に出るものが居ないほどの実力者。
真人曰く「狙われたが最後、逃げるには射程外に出るしかない」とまで言われるほどの正確無比な射撃をするらしい。
名前:ユキ
種族:魔物(アラクネ)
年齢:?
妻その九
真っ白な髪に抜けるような白い肌を持つスタイル抜群の美人だが、その実、昔、教授が気まぐれで人化の術と人語を教えた魔物。
名前の由来はその白い髪と肌から、真人が昔話に有る雪女を思い出したことで、ユキと名付けた。
魔物の割には臆病で穏やか且つ、控えめな性格をしているが、怒らせればそこは魔物であり、言う事は意外な程物騒だったりする。
魔封の環と呼ばれる魔装で野盗のリーダーに使われていたが、真人が念話を繋げた事により精神まで縛られていた訳ではないことを知り開放した。
最も、永久を結んだのは偶然に近い形で有るが、真人に脅迫めいた事を告げていたので最悪、結ばなくても形だけは妻に成る事は可能であった。
だが、ユキ本人は囚われの身から開放してくれた真人に大しては多大な恩を感じており、一生仕える、という決意と供に本当の妻に成れた事に喜びを感じている。
最近は泣き落としというテクニックを手に入れた模様で、流石の真人もこれにはタジタジの様である。
名前:ミズキ
種族:魔物(大鬼)
年齢:?
妻その十
大鬼としては小柄で一族切っての身目麗しさを誇り、妻が美人揃いの真人でさえ見惚れたほどの美貌の持ち主。
ハーレム内きっての武闘派であり、体躯が小柄な分、他の大鬼に比べると力は弱い方なのだが、全力で放つ拳は人間を一撃で葬れる程の強さはある。
キリマルとライルの策略により強引に真人と婚姻を結ばされたのだが、人間離れした真人の強さに惚れ込んでしまい、進んで妻と成る事を了承した経緯が有る。
最も、真人はそんな事を知る訳も無いので、突然の婚姻話に驚いているうちに話が進んでしまい、諦めて受け入れた。
宴席時、酒を強引に飲まされ意識を飛ばしてエロ大魔王と化した真人に昼間から部屋に連れ込まれ、ハーレム内では最速の契りを果たす事と成ったが永久は結んでいない。
意外と独占欲が強く、同じ魔物として常にユキの事をライバル視しているのだが、真人がハーレム外の女性に色目を使うと、容赦の無い鉄拳制裁を加えている模様。
そう言った意味では他の妻たちからは一目置かれ、最近では皆でお仕置きをする事が慣わしと成りつつある。
だがしかし、それが真人に効き目が有るかは甚だ疑わしい。
、
名前:ナシアス・ラム・ヴェロン
種族:人族
年齢:十六
妻その十一
ヴェロン帝国第三皇女なのだが皇女らしいのは言動だけで、見た目とは裏腹な残念美人。
どの程度残念なのかと言うと、露出過多な恰好で平気で出歩き人の視線を感じで身悶え、罵られては喜ぶ等、有る意味変態の入り口に半分身を置いている程である。
最も、この性癖は破竜騎士団団長のイグリード・オラスの影響を受けているようで、違った意味で残念とも言える。
普段の性格は、流石は皇女殿下、と言えるくらい温厚ではあるが、それと同時に激情派の部分も持ち合わせており、真人が何も告げずにヴェロンを去った際には激高し、夫にするべくユセルフまで追い掛けて来ると言う、フットワークの軽さも持つ。
カチェマの村で落ち込む真人と永久を結んだのだが、同族同士では呪いとも呼べる結び付きの強さによって危うく発狂しかけたが、蒼の力を借りた真人に助けられて真の意味での繋がりを持った。そう言った意味では永久の呪いを克服した唯一の人物と言える。
ただ、皇女では有るものの意外な程常識も弁えており、その性癖とは裏腹にハーレム内随一の良識人であり、真人にとっては初めての年下の嫁でもある。