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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

オ・レンアイ

作者:迫る騎士シカマル
藤田:
この物語は僕が学校の可愛い女子全員と付き合う、そんなハーレムエンドまでを綴る物語である。

大河原:
おいおい、妄想世界ではって注釈つけなきゃだめだろ。夢を見るな、高校は大学受験をするまでの猶予に過ぎない。

藤田:
あぁ?恋愛マスターである俺ができるっていったらできるんだよ。

大河原:
恋愛漫画を大量に読んでいるだけでもらえるその称号に果たして意味はあるのか。

藤田:
うるせー。

大河原:
言葉数では確かに俺の方が多いが、声量的にはお前の方が確実に大きいぞ。

藤田:
はいはい、もういいですわ。あらすじを説明するからね。改めまして、この物語は3年という長くも短い青春を過ごす、男女5人の話です。

大河原:
あ、俺は、中学校の時にヒロインの一人と付き合って卒業と同時に別れたのね。で、高校にもう一人のヒロインと仲良くなたわけ。その子は、中学校時代、眼鏡をかけてた地味っ子だったんだけど、華々しく高校デビューをして一躍人気者の仲間入り。そんな二人のヒロインに翻弄されているところに、三人目のボインちゃんが登場して、もう俺の日常はどうなっちゃうの!?

藤田:
俺の嘘に乗るなよ。なに、いちご100パーセントみたいな設定をぶっこんでんだよ。……なあ、この調子で大丈夫か。

大河原:
そうだな。女の容姿をいちいち設定するのが面倒だから、このスタイルを採用しているとバレなきゃいいけど。

藤田:
だって、いらないでしょ。髪がきれいだの、消え入りそうなほど白い肌だの、巨乳キャラが胸を強調する度に主人公がムラムラするの。

大河原:
この物語は、藤田君による悪逆非道なハレンチ行為を私が成敗するまでの話である。

藤田:
そんな物語じゃねーよ。あれだよ。

大河原:
ああ、あれか。じゃあ、せーの。

藤田、大河原:
オ・レンアイ!


※この物語は、放課後、二人の男子高校生が他愛もなくしゃべるだけの話である。
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