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第一話


ーキュアリス視点ー

「キュアリス、僕は行くよ」

「戦争に行くのですか?」

「ああ」

「どうしても戦わないといけないのですか?」

「そうするしか道はない」

「でも」

「キュアリス」


アリサが横から入る。


「これは仕方がないことなの。戦いが嫌いっていうのも分かるけどマルスの気持ちを尊重してあげて」

「……分かりました」


ーアリサ視点ー


世界は平和になったと思っていた。

これで全て片付いたと。

でもまた人は繰り返す。

それに霊界ですら戦場になろうとしている。

どうして……。神が作った法則は完璧なはずじゃ……。


「ラタルタ」

「アリサ、神を信じるのだ」

「こんな状況でよくそんなことが言えるわね」

「平和のための努力、今はそれをするしかない」


ラタルタが険しい表情をしながら話す。


「もう嫌よ! また苦しむというの?」

「きっとこうなったのも何か意味があるものだと私は考える」


意味がある。本当に?

神の秩序が崩れようとしてるのにラタルタはまだ神を信じている。


闘いが始まる。

平和な世界は本当にまた訪れるの?

今はただそれを願って、前に進むしかない。


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