表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
陰陽師は魔物討伐もお手の物?  作者: アルマジロ
1/1

陰陽師、力得たり

プロローグ 第一章 ひょんな事から異世界転生



人生何があるかわからない


善が必ずしも正しいとは限らないし、悪が悪いとは限らない。


そもそも善がなければ悪は存在しないし、悪がなければ善は存在しないのだ。


まあ、ぶっちゃけの所その人の人生は生まれた世界で決まるのだ、、、、普通は、、、




『やっぱりここにいたんだ、また学校サボったでしょ、三笠が怒ってたよ』

『なんだ、琴音か、儀式中は入って来るなっていつも言ってるだろ』

まるで、平安時代でも思わせる様な部屋で、一人、見るもの全て魅力する様に舞っていた。

細部まで洗練されたそれは一種の踊りと言っても良いものだ。

『アンタって、ほんと陰陽師バカよね、、、私の気持ちも知らないで、、、』

『、、、なんか言ったか?』

『なんでも、ないですよ〜』

琴音は十人に九人は可愛いと言うだろう、学校のアイドル的存在だ、そんな琴音の恋心を知らないのは学校でも名高い英断であった。


『そー言えば、なんで三笠が俺に怒ってるんだ?』

『今日、親睦会あるでしょ?、アンタが来ないならって女子が怒ってるらしいのよ』

『あぁ、親睦会か、めんどくさくてすっかり忘れてた』

とは、言ったものの本当は気づいていた。親睦会なんて、知らない女子のウザったいアピール大会でしかないと思っている尊にとって、面倒くさいものでしかないのだ。だが、琴音が来た事により出席せざるを得なくなったのだ。


『オレ、行かなくていいか、めんどくさい』

『なに言ってるの、いつまでもそんな格好してないで着替えていくよ』

そう言われて渋々着替えて琴音と家を出る。


『早く行くよっ、アンタのせいで遅れたんだから』

『、、、別に頼んでない』

『んっ?』

『いや、なんでもない』

家から出て大通りを愚痴をこぼしながら走って行く。信号に捕まり信号待ちをしていると交差点の真ん中で立っている子供を発見する

『ちょっと、あの子、、、助けなきゃ!!』

『琴音っ!!、、、まじかよっ』

子供の元へと辿り着くと二人とも金縛りにあったように動けなくなる

その直後、『ドンッ!!』と言う衝撃と共に意識を手放した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ