登場人物紹介
本編および番外編の登場人物紹介です。ネタバレがあります。
魔王城メンバー
魔王エーネ
本作の主人公。弱い。
ラウリィ
魔王城の誇る可愛くて有能な世界最強のメイド。魔人族。氷系の魔法が得意。基本無口だが、魔王城の女性陣とは会話をする。
☆魔人族
ぱっと見、人族にしか見えない種族。魔法能力は魔族随一。
イスカ
魔王軍第一将軍。悪魔族の中では比較的しっかりとしている族長。剣が得意。悪魔族の中では、珍しく肉好き。
☆悪魔族
きれいなお姉様しか存在しない、好戦的な種族。
『この世界におばさんは存在しない――お姉様である(by 魔王)』
アーガル
魔王軍第二将軍。酒のためだけに魔王に忠誠を誓った、暑苦しいおっさん。鬼人族。大の子ども好きであり、隙あらば高い高いか肩車を狙っている。涙もろい。
☆鬼人族
酒をエネルギーとして動く種族。強くて図体もでかいが、人情家が多い。
パメラ
魔王が誘拐してきた人族その1。過去に色々合ったが、今はお手伝いさん兼、人族語の語学教師として魔王城でゆっくり暮らしている。
マーシェ
魔王が誘拐してきた人族その2。パメラの娘。12歳で魔王城を出て、必死に勉強して王都の研究員に入った努力家。明るく魔王城のムードメーカー。
聖女ユーリス
女神の粋な計らいで男に生まれた聖女様。魔王が誘拐してきた人族その3。本作のヒロイン。魔法も得意だが、意外と武闘派。
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魔族たち
おじいちゃん
魔王が名前を付けた老ドラゴン。世界最強。小さな山くらいの大きさはあるが、穏やかで小さな生き物は襲わない。主食は大きな魚。過去、翼に勇者に付けられた大きな傷があったが、聖女に治してもらったあとは孫と毎日のんびり日なたぼっこをして暮らしている。
ユメニア
魔王の友人の悪魔族の少女(200歳)。悪魔族の中で一人だけ髪が紫色。魔王がプレゼントした槍(魔槍ロンギヌス)をいつも大事に抱えている。
ミルグレ
悪魔族族長代理。悪魔族の中ではイスカの次にしっかりしているはず。そのはず。
アメニア
魔王をからかって遊ぶのが好きな悪魔族のお姉様。悪魔族の中では中堅(900歳くらい)。
アイリス
魔王が名付けた、アメニアの娘。
マイカ
悪魔族古参のお姉様(1500歳くらい)。魔族領調査団メンバー。悪魔族の中でも2番目に強いが故に、いつも軽いノリで魔族領調査団にトラブルを持ってきてくれる困った人。
シャクズーク
竜人族。魔族領調査団メンバー。ただでさえ真面目な竜人族の中でも、とりわけ真面目。
☆竜人族
洞穴の中に住んでいる竜のような鱗を持った種族。魔王に忠実で、真面目。魔族の中では頼りになる種族。
クルーゼル
本来は魔王城メンバーだが、ここまで作者からも存在を忘れられていた竜人族。魔王城お抱え絵描き。族長息子だが、絵しか描かない。
エイグ=ドミ
精霊族族長。反則的な魔法系ステータスを持った白い玉。おしゃべりで、捕まると長い。
☆精霊族
ぼんやりと光る玉のような姿をした種族。個性的なスキルを持った個体が多い。意思伝達スキルを持った族長以外は話せない。精霊の森を出るとMPが徐々に減るため長時間は離れられない。
ルング&ヤッグ
精霊族。魔王の外部ウェポン。ルングが青色で火と水魔法が得意。ヤッグが緑色で風と雷魔法が得意。
ラッツェ
魔人族族長。ラウリィのお兄さん。隠密スキルを所持し、いつも何かを隠すように優しく微笑んでいる。雷魔法が得意。
バスクド
鬼人族。パメラ語学学校の生徒であり、鬼人族の中で唯一人族語が話せる。
ガルフ
鬼人族。バスクドの友だち。本作の結構重要なシーンに運悪く巻き込まれることが多い。
メルメル
猫人族族長の娘。猫人族中、最速・最強で村の女の子たちから慕われている――『さすがメルメルです!』。茶白の縞模様。魔族では珍しく常識人。
☆猫人族
頭に猫耳の生えた種族。素早く攻撃力はそこそこだが、防御力は紙。誰かさんの頑張りのおかげで、後世では人族語を話す際に語尾に『にゃ』が付くようになってきたとか――
竜王アルファ
ひとりで森の中で遊んでいるところを、魔王たちの手により捕獲された子ドラゴン。おじいちゃんのことを『じじい』と呼び、甲斐甲斐しく世話されている。よく寝てよく食べる。おしゃべりで捕まると長い。
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人族
勇者レグルスト・ルーベル
白金色の髪に薄水色の瞳の、王子様風貌の勇者様――だが本作一の苦労人。普通ではない人たちに、気に入られやすいという特性を持ってしまった可哀想な人。
アルフレッド・ウェルス
貧乏州、東州の領主。東州の民のためにいつも尽力している。夢は『西州を超える黄金色を東州で見ること』。
ローディス・ガールベルグ
勇者レグルストの悪友。性根の曲がった歴史学者。西州領主の息子で、本来は嫡男。
王都三神教の司祭様
いつもニコニコとしているおばあさん。魔王のことは気配でわかる。
ミンチェル
東州領主アルフレッドの執事。アルフレッドの養子で次期領主。
ジョッシュ
A級冒険者。魔族領調査団のメンバー。ちゃらちゃらとしているが、A級冒険者だけあって結構優秀。毎度冒険に行く度に『お前がヒロインかよ』と言いたくなるくらい、トラブルに巻き込まれている。
教皇エザル・アウメシアス
アウシア教教皇。
人族王ジーリィード
人族の王様。
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神々
三神教
この世界を作った神様。
豊穣の女神アイロネーゼ
魔王の前に現れた関西弁の女神様。担当は聖女。『すぐに出したら負けかな』と思われているせいで、聖女はたまにしか生まれない。
循環の女神リュシュリート
少女の姿をしている女神様。担当は魔王。魂や魔力を日々循環させるために、毎日働いてくださっているありがたい神様。
創造の神ディヴァイアート
男神。担当は勇者。他の神々でもあまり見かけないほど、いつもどこかで何かを作っている。
アウシア教
人族の魔族に対する恐怖心から生まれた宗教。人族の大多数がこれの信徒。
アウシア神
人族の魔族に対する恐怖心が偶像化したもの。
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番外編
勇者カケル
番外編のためだけに異世界から呼ばれた黒髪の少年。
王女ティーリア
カケルを異世界から呼んだ王女。人族王ジーリィードの娘。
アネッサ・ガールベルグ
西州の新領主。ローディスの妹。
セヴィニス
天使族族長。聖魔法で中央山脈にある天使族の住処を隠す結界を張っている。いつも無表情。
メリアン
犬人族の美女。ジョッシュに不釣り合いなほど、気の利く世界一のお嫁さん。




