武具説明、身長比較、年齢比較
【武具説明】
・バトルメイス/戦槌
第一部。刃物の使用を躊躇ったイリーナが初陣で選択した。棒状の持ち手の先端に重りが付いた武器。
刃物が通じない鉄の鎧などに対して兜の上から頭部を破壊するなどに適している。
先端に鋲や刃を装着したものや持ち手の長さなど様々な形状がある。
他に騎士団と敵対する聖騎士ミッチャントやゾンビの頭部破壊を目的にアルカカなどが使用した。
・グラディウス/片手剣
広刃の短剣という表現をしているが、短めの長剣。
刃が厚く頑丈で、長過ぎない両刃は片手で取り回しやすく。
盾を持っての決闘など対面での殴り合いに向いている為、グラディエーターの定番武器。
闘技場では遭遇頻度が高いという理由で、クロムが熱心にレクチャーしてくれていた。
・スパダ/片手剣
形状はグラディウスに同様だが、馬上での使用も想定されている為リーチに優れる。
フォメルスやアシュハの騎士などが携行、使用した。
・スピア/槍
シンプルな槍。棒の先端に鉄の穂先を装着したもの。
魔獣戦のさいにゼランが大量に持ち込んでいた。
相手が獣ということで攻防の駆け引きを必要としない。
遠間から獲物が力尽きるまで打ち込み続ける戦法を想定していた。
・ハウルバード/長柄武器
長い柄の先端に槍、鉾、鉤と複数の用途を持った刃を備えた武器。
大振りな形状から威力が得やすく、馬上の敵を突き殺したり、引っ掛けて落馬させたりと多様な使い方ができる。
巨大生物を想定したクロムがキマイラとの戦闘で使用した。
・バトルアクス/戦斧
樹木を切り倒したりする工具を戦闘に転用したもの。
打ち下ろせば最大威力を得られるというシンプルな構造で、素人でもわかりやすく必殺が可能。
同時に打ち下ろす以外に効果的な用途もない。
決闘などで剣や槍を相手に優位な点は見当たらないが、ゾンビの頭部を確実に割りたいなど適した場面があった。
大振りなものをチュアダムが、小ぶりなものをイバンやアルフォンスが使用した。
・ボウガン/弩
台座に矢をセットし引き金により発射する射出器。
ジェロイが使用したものは弦の巻き上げに道具を要する強力なもので。
鉄板を貫通する威力を持つが、連射はできない。
ティアンが使用し、フォメルスにトドメをさした。
・ロングボウ/長弓
速射性に優れ連続使用が可能。
簡易な操作で絶大な威力を誇るボウガンと違い、命中させるのには技術を要する。
まっすぐに飛ぶだけのそれとは違い、遮蔽物を避けての射撃などができる。
ジェロイは威力のクロスボウと手数のロングボウを器用に使い分けていた。
・レイピア/刺突剣
刺突に特化した細身の剣。
剣という武器は他と比べ、間にある障害物を排除して刃を相手に届かせる駆け引きの武器である。
レイピアは特にその特性が強く。間合いを外すこと、武器を逸らす技術に適し。決闘用の剣とも言える。
騎士全盛のこの世界では普及していないが、非力なティアンに誂えヴィレオンが用意した特注品。
近代スポーツ知識のあるイリーナと噛み合って、ゼラン戦の切り札になった。
・ダガー/短剣
一般的な短剣。戦闘用のナイフ。
ダガー単品では携帯に便利なただの短剣だが、イリーナは組み付き防止の脅しとしてゼラン戦で見せびらかし力比べを回避した。
密着状態に強い短剣と、間合いに優れたレイピアとの二刀流は非常に相性が良い。
・サーベル/軍刀
片刃の曲刀。
馬上からの振り下ろしやすくい上げるような動作に適している為、騎士長たちが装備している。
黒騎士が扱いに長けていた為、ティアンは騎士団の身内であると予感した。
・バスタードソード/長剣
通常の長剣よりも柄が長く、両手で握ることに配慮されている。
両手で使えることで威力、機能性とも比較にならないほどに増すことができる。
ニケの得意武器であり、ウロマルドは二刀流で使う。
両手で使う利点を排除する使用法にアルフォンスは首を捻ったが、ウロマルドの技術は全てを閉口させた。
・トゥーハンデッドソード/両手剣
両対応のバスタードソードと違い、両手で使う事を前提とした大剣。
全長二メートル程度もあり、振り回すには相当な腕力と技術を要する。
作中、到達速度はモーションの差であり、リーチが長いぶんデカイ武器の方が速い。という説明がある。
オーヴィルの腕力が馬鹿げているだけである。
・ハチェット/手斧
どちらかと言えばサバイバル用品。
武器としては原始的で、振りかぶって振り下ろすという単調な動作が決闘ではあまりに隙だらけだと言える。
アルカカが多用しているが、片腕の彼にとってはしまったり手入れしたり。
投げたあとも予備の取り回しなど簡易なそれが楽チンだからである。
外伝では、素早すぎる彼にとってはその都度振り上げるワンクッションがあってやっと鈍重な敵に噛み合うという説明があった。
・フレイル/多節武器
柄と打撃部分を鎖で繋いだ振り子式の武器。
打撃部分は木製、鉄製、スパイク突きなど様々。
その関節部分を利用して威力を得たり、盾や剣などの防御を回り込む形で無効化出来たりする。
盾や兜に対して有効な為、騎士団と対立する聖堂騎士団が多様した。
・投擲錘/鎖分銅
投擲用の鉄の塊を鎖で繋いだもの。
投石の要領で攻撃し、引き戻して再利用できる。
敵の拘束などにも便利。
・コルセスカ/槍
長く鋭い穂先の根元に翼刃が付いた多又の槍。
従来の刺突に加えて、翼で攻撃を受け止めたり、引っ掛けたり、それ自体で斬撃を与えたりと多目的に使える。
オオトリの得意武器で、テクニカルに操った。
・対巨竜大槍/大槍
大型モンスター対策の特注槍。
規格外の大槍で非常にくせが強く、ほとんど酔狂の代物。
錐状の先端を持ち、大型モンスターの外皮を貫通するさいに。
押し込んだり引き抜いたりする為のハンドルが三本柄から垂直に伸びている。
古竜スマフラウ戦でオオトリが活き活きと振るった。
バックラー/軽盾
円形の盾。取り回しやすいサイズで片手剣と合わせて使う。
表面や中央には金属などの突起があり、それにより刃を滑らせたり強度の補強などがされている。
グラディウスと合わせて闘技場の基本装備である。
・タワーシールド/大盾
長方形をした盾。縦を広くカバーし盾の側面から攻撃を繰り出しやすい形状。
作中、聖堂騎士団は四角い盾の角で敵を殴殺する戦法を使った。
・ランタンシールド/防具
ガントレットと小盾が一体化した防具。
先端にニードルやブレードが着いており、攻撃にも用いる。
作中、盾がスライドしてニードルが出るものはイリーナの特注品。
強度に難があってハーデンの攻撃を受けたさいに分解した。
・ホーリーロッド/魔術杖
魔術が内包された棒。指示を出すことで使用者の魔力を使用し『浄化魔術』を発動する。
魔術の光線が対象を包み、不浄なものを攻撃する。
アンデッドや憑依した精霊などに効果を発揮し、人体に影響は無い。
地下迷宮で重宝し、魔術で稼働していたアルフォンスには絶大な効果を発揮した。
イリーナにも効くかもしれない。
・封魔の指輪/魔具
七百年前に肉体から剥離させた魔族の魂を封じた指輪。
魂を奪われた魔族の肉体は朽ち果て、肉体を失った魂も朽ち果てる寸前だった。
【身長比較】
240 ウロマルド
220 マハルトー
192 デルボルト
190 オーヴィル
188 ミッチャント、ドラグノ
187 チュアダム、オルガース
185 レンドゥル
184 レイクリブ、アーロック
183 バダック、フォメルス
182 アバシリッキ、ダーレッド
181 クロム、スタークス、クナピテウス
180 オオトリ
179 ハーデン、マックサービス
178 アルフォンス、グウィディケヒト
177 ゼラン、クベーレテ
176 ヴィレオン、ヴァートゥナム
175 ニコランド、ヌラウス
174 ヘーメテミス、チャスヌス
173 ヘジル、アルカカ
172 チンコミル
171 チャスタピオ
170 リヒトゥリオ、イバン
169 テオ、メディニティーテ
168 エンディミオ、スーザラ
167 ニケ、メジェフ、ツィアーダ
166 ララーナ
163 イリーナ
161 ジェロイ
158 イバン
157 リングマリー
153 ティアン
152 サンディ
【年齢順】
一部一話時点、劇中では二年が経過している為。
四部時点で生存している人物は+2歳。
65、メジェフ
49 ヴィレオン
47 レンドゥル、アバシリッキ
46 ハーデン
45 スーザラ
44 オルガース
42 ニコランド(享)
38 フォメルス、ヘーメテミス
37 ウロマルド
36 マックサービス、ヌラウス
35 チンコミル、ミッチャント
34 ゼラン、アーロック
33 クナピテウス
31 チュアダム
29 オオトリ
28 アルフォンス、バダック
27 アルカカ、クベーレテ
25 オーヴィル
24 スタークス、グウィディケヒト
23 ニケ、ツィアーダ、ドラグノ
22 クロム、イバン、マハルトー
21 ダーレッド
19 レイクリヴ、チャスヌス、ヴァートゥナム
18 エンディミオ
17 ヘジル、ララーナ、サンディ
16 リングマリー、チャスタピオ、イーリス
15 ティアン
14 ジェロイ
08 ムスコッス




