キャラクター自己紹介
鰤/牙→GM
「では、みなさんプレイヤーできたし、ご飯も食べたし、始めますねー」
一同「はーい!」
GM「(戦闘用ポーンの代わりに持ってきた小さいフィギュアを並べつつ)では、始める前にですね。キャラクターの設定を、自己紹介する形でお願いしたいんですがー……。PC1の孫の手さんから順番に、お願いします」
孫の手「はい。わたくしの名前は『孫野天太郎』と申します」(一同笑
GM「孫野天太郎ね(笑」
PC1:孫野天太郎の場合
孫の手→天太郎
「えー、クラスが魔剣使いと勇者です。属性が地と火。……あと何を言えば良い?」
GM「設定とかをね……(天太郎のキャラクターシートを見ながら笑いを堪えて)……どんな出自を持って生まれ、どんな目的を持って生きているか、とかね……(笑」
天太郎「あー、3歳の頃に異世界に召喚され、勇者として人生を送ってきました」(一同笑
てれん「やっぱそうなの!?(笑」
GM「あ、経験者なんだ(笑」
ナイトウィザードシリーズの兄弟作品として「セブン=フォートレス」シリーズがある。
これは我々の地球とは別の世界である、ファンタジー風異世界を舞台にした作品で、ナイトウィザードシリーズで異世界と言えばもっぱらこの作品の世界を指す。が、公式リプレイからして、それ以外の世界にもバンバンキャラクターを出張させているので、きっとそれ以外にも異世界はたくさんあるのだろう。
鼠色猫「異世界のこととかすごい知ってるんだ(笑」
天太郎「そうそう。異世界でー戦って、勇者として戻ってきました。『戦場生まれ』です」
GM「戦場生まれ。異世界に行ったことがある、と」
天太郎「子供の頃から異世界で過ごしてきたので、友達がいません。なので『友達100人』を目的として、やっております。他人からは『クール』に見られるようです」
GM「性格は?」
天太郎「えー、性格は『異性には“尽くすタイプ”』ですが『同性には“衝動的”』で……ホモです」(一同爆笑
鼠色猫「戦場は女っ気まったくなかったんだろうな……(笑」
GM「ちなみに『戦場生まれ』なんだけど、ヒロインで幼馴染の蓮華ちゃんとはどういう関係なの?」
天太郎「蓮華ちゃんとはですねー。異世界から戻ってきた時に、帰る家がなかった私を、家に住まわせてくれたのが蓮華ちゃん」
GM「あー。最初の友達ね」
天太郎「最初の友達ですね。『劣等感』持たれちゃいましたけど」(笑
てれん「きっと最初の頃は仲良かったんだね」
天太郎「最初の方はね。やっぱ彼女も異世界に憧れてるからね」
鼠色猫「でも、ペラッペラペラッペラ異世界の話ばかりして……(笑」
天太郎「そうそう。ペラッペラペラッペラ異世界の話をして……」
GM「本当は話しちゃいけないんだけどね。“イノセント”には……(笑」
イノセントというのは、プレイヤーキャラクター達のような“ウィザード”ではない一般人、つまり我々のような人間のことだ。
イノセントは、“世界の常識”によって保護され、常識外の存在であるウィザードやその戦いのことを知らない。ウィザード達の存在に過剰に触れ、認識してしまうと、世界の常識の保護から外され、常識外の魔物たちに食い殺されてしまうのだ。
天太郎「まぁ、そんな感じの子です」
GM「そんな感じの子ですか。なるほど!」
鼠色猫「キャラ立ちすぎだろう……(笑」
GM「はい、じゃあ次はかすがさん」
かすが「えー、はい」
PC2:カスガの場合
かすが→カスガ
「キャラクター名はカスガです」
GM「カスガですね!」
カスガ「リビングレジェンドで、ヒーローだったけど……今は半引退状態で、ネット小説を連載しています」(一同笑
てれん「どんな話を書いてるんだろう」
GM「あ、一応ねー。『異世界転生モノ』って縛りはあります」
カスガ「異世界転生モノ……。ふんふん」
てれん「トリップじゃないんだね」
カスガ「クラスは忍者で龍使い、属性は火と風」
鼠色猫「お、忍者っぽい!」
カスガ「性格は……『ウェットで涙もろい』。印象はパッと見、『おどおどしている』」
GM「リビングレジェンドなのに!」
鼠色猫「リビングレジェンドなのに、自信ないんだ(笑」
カスガ「で、こうー……。『忌むべき力』? 自分の力を、忌まわしいものだと思っている。で、ウェブ小説を連載していて、お気に入りの登録者が、2万から……2人に」(一同笑
GM「2万から減った!」
鼠色猫「リゼロがいまちょうど2万ちょいくらいだから……」
GM「明日は我が身だなぁ!(笑」
カスガ「で、その原因を調べる為に動き出したと……。そんなところです」
GM「わかりました! 次は猫さん!」
PC3:白黒猫子の場合
鼠色猫→猫子
「キャラクター名は、白黒猫子さん」
天太郎「キャー! 猫子ちゃーん!」
たると「これはスーパーアイドルですわ」
猫子「クラスは大いなるアイドル! 属性は天/水。性能は攻撃全振り! 年齢は140歳で、神様的には新人です。出自は『超ド貧乏』!」(一同笑
GM「超ド貧乏!」
猫子「うん。この子が祭られている神社があるんだけど、もう死ぬほど貧乏で潰れそう(笑」
GM「うんうん」
猫子「でも、秋葉の近くにあったおかげで、ちょうど『神これ』的なソーシャルゲームが流行り始めて……」
たると「神これ(笑」
GM「神これね。神様これくしょんね!(笑」
猫子「まぁ身近な神様からドンドン擬人化されていくの。で、この子目的が『修行者』でね。何かを極めたい。この子はもう神様の中では異端なんだけど、信仰集める為だったら何やってもいいかな。ってんで、神様になった」
GM「まぁ、偶像ってコトだからねぇアイドルって」
猫子「そうそう。信仰を集められるんだったらオタクでも何でもいいかなって。なので、印象は『アウトロー』。神様の中では完全に破天荒です。性格は『笑顔を絶やさない』。信者に媚を売ることをなんとも思っていない(笑」
GM「まとめてくるねぇ(笑」
猫子「ところが、ここ最近はなんか急に信者は寄らないし神社の目の前でボンボコボンボコ人が撥ねられていくし(一同笑)。さすがにこれは、なんかあんじゃねーかなーと思って、一人助けて……そっから、みたいな』
GM「そっから物語が始まるわけだ」
猫子「いかんこれは信者助けないと! アキバから人が消える!」
てれん「嫌だよねぇ(笑」
猫子「攻撃全振り、アウトローな神様です」
PC4:タルティエ=レッドロールの場合
たると→タルティエ
「名前が、タルティエ=レッドロール」
天太郎「かっけぇ(笑」
GM「吸血鬼っぽい(笑」
タルティエ「クラスは魔鎧使いの吸血鬼です。で、属性は火と風。出自は『不良上等』ということで(一同笑)、吸血鬼界でも例を見ないヤンママ・ヤンパパの家系に生まれまして……」
猫子「ヤンママ・ヤンパパ……(笑」
タルティエ「不良のサラブレッドとして生まれたわけですが、本人はすごく反発していてマジメに生きていたいと思っていました。なので、筋を通します。ただ、200歳くらいまでの英才教育で凄いメンチを切る技術が発達したので、相手をビビらせないようにいつも仮面をかぶっています。印象は『仮面愛好家』です」(一同爆笑
GM「メンチを切る技術……(笑」
タルティエ「で、基本的にそんな仮面をかぶる変人と思われているので、友達がいません。『友達100人』の野望を持っています。性格は非常に『用心深い』です。自分から中々話しかけられず、心を打ち明けられなくて、友達がいないのに拍車をかけています」
GM「妹のヴィクトリエちゃんにはどうお思いですか?」
タルティエ「妹はー、えっと、自分とは違った人生を歩んでいてですね。妹が生まれた頃には吸血鬼界で戦争が起こっていたんです。妹は祖父の実家に預けられて、ヤンママヤンパパの英才教育を受けなかったわけです」
GM「ほうほう」
タルティエ「(スイッチが入ったかのように淀みなく)で、戦争が終わって妹と一緒に住むことになったんですけど、自分がまともに生きられなかった分、妹には普通に生きてもらおうと思って」
GM「ほう、良いお姉ちゃんだ!」
タルティエ「自分のようなヤンキーではなく、普通普通と思った結果、品行方正な人に育ってほしいと思ってメイド服を着させ、一般人らしく過ごしてほしいと思っていたんですが、ちょっと感覚が数百年遅れていてですね。若者の言葉を『~じゃん?』だと思ってしまってですね」
GM「(ツボに入った)ぶふっ……(笑」
てれん「それを若者言葉だと思ってしまってるわけね……(笑」
タルティエ「で、妹に『~じゃん?』って喋り方を強制させてしまったと……」
GM「(割と本気で感動して)すごいね! まとめてきたね!」
鼠色猫「うん、これはすごい(笑」
かすが「やべぇな……!」
PC5:テレン=サン
てれん→テレン
「わたしはね。あ、名前はテレンさんなんだけど」
GM「テレン=サン? マザー=テレン=サン?」
テレン「じゃあそれでいいよ(笑)。テレン=サンはね、もう普通。このみんなに匹敵するほどの個性は、もうない!」
GM「ほう。どの口が言うか」
テレン「クラスはアイドル/聖職者。属性は天/天。出自は『マシンライフ』の精密機械。多分、子供の頃に孤児院かどこかで育って、3歳くらいからずっとクレリックの英才教育を受けていて、16歳くらいの時に、ロンギヌスのエージェントとしてスカウトされました」
GM「ふむふむ」
テレン「一般特技の《超美形》を取ってまして。ロンギヌスのエージェントの中でも、この子を広告塔に使おう! と、ポスターかなんかにして、ウィザードのイメージアップに貢献しています。目的は『日常の守護者』」
GM「日常の守護者。かっこいいねぇ」
猫子「うん。使命に目覚めたんだね」
テレン「元々そういう、心の優しい人だったんだね。性格も『優しい雰囲気』。人々を守るために、日々戦う、自分ではアイドルやりたくないけど、アイドルクレリック。で、年齢は24歳なんだけど、アイドルの鉄則で上から14歳って言いなさいって言われてる」(一同笑
猫子「ん、んー?(笑」
GM「実際14歳に見えるの?(笑」
テレン「う、うーん……。でも、かなり微妙なところだから、それもなんか『イヤだなぁ』って思いながら、でも上には逆らえない。髪はシルバーで、金色の目をしています」
GM「なるほど」
テレン「まぁ、西洋人だね。テレン=サン」
こうして、各キャラクターの自己紹介が終わった。この段階で『さすがだなぁ』と思ったのは、みんな2時間程度で作ったキャラクターの設定を、齟齬なくしっかりまとめてきているところだ。特にPC4タルティエが、ランダムで作ったヒロインの設定まで組み込んできているところには本当に驚いた。
これはメインプレイが楽しみだ。GMは、期待に胸を躍らせていた。
GM「はい、ではみなさん。よくわかりましたー。ありがとうございます。まぁ、この皆さんの設定に沿った展開が……できるかどうかはわかりませんが!」(一同笑
テレン「はい(笑」
GM「じゃあ、はじめていきますかぁ!」
一同「おー!」
PC1:孫野天太郎
プレイヤー:理不尽な孫の手(無職転生~異世界行ったら本気出す~/MFブックス)
クラス:魔剣使い/勇者
属性:地/火
CF修正値:2
プラーナ内包値:5
クリティカル値:5 ファンブル値:10
年齢:19歳 性別:男 種族:人間 ワークス:学生
出自:炎のサダメ
目的:友達100人
印象:クール
性格:異性には尽くすタイプだが、同性には衝動的
筋力:10 理知: 6
器用: 8 意思: 7
感覚: 5 幸運: 6
命中:11 回避: 8 魔導: 7
物攻:26 魔攻: 1 物防: 4
魔防: 3 耐久力:33 魔法力:18
行動: 7
装備:
ゴージャスチョッパー(エネルギーブースター×2、かっこいいパーツセット、0-Radio)
ウィンブル、改造服
特技:
《月衣》《月匣》《魔剣所持》《勇気ある者》
《重量刃》《天運》《魔剣一閃》《勇者武装》
《トゥーハンドスタイル》《イクイップリミット》
所持品:
HPポーション×3
PC1 推奨クラス:なし
君は、輝明学園高校に通いながら、日夜ひそかに闘う正統派学生ウィザードだ。
君の幼馴染である(名称未定ヒロイン)は、ウェブ小説を読むのが趣味であり、どこか妄想癖と現実逃避癖のある娘だった。ある日、いつもよりも元気そうに登校してきた彼女は、非常に上機嫌な様子で『異世界に行く方法がわかった』と呟いた。彼女が姿を眩ませたのは、その翌日のことであった。
PC2:カスガ
プレイヤー:桂かすが(ニートだけどハロワいったら異世界連れてかれた/MFブックス)
クラス:忍者/龍使い
属性:火/風
CF修正値:2
プラーナ内包値:5
クリティカル値:5 ファンブル値:4
年齢:35 性別:男 種族:人間 ワークス:ウェブ小説作家
出自:リビングレジェンド
目的:忌むべき力
印象:おどおど
性格:ウェットで涙もろい
筋力:10 理知: 4
器用: 8 意思: 7
感覚: 8 幸運: 6
命中:11 回避:14 魔導: 5
物攻:22 魔攻: 1 物防: 5
魔防: 4 耐久力:33 魔法力:18
行動:13
装備:
忍者刀、忍者刀、改造服、レザージャケット
特技:
《月衣》《月匣》《忍の心》《気功法》
《二刀の術》《天脚の術》《戦闘技法》《二刀流》
所持品:
HPポーション×3
MPポーション×2
PC2 推奨クラス:なし
君は、某ウェブ小説投稿サイトで連載を続けているアマチュア作家だ。
近頃、君の作品のお気に入り登録者数が急激な減少を見せている。これは由々しき事態だ。作品の出来に問題があるのか、あるいは何かしらの外的要因か。よくよく調べてみると、君の作品をお気に入り登録していたアカウントが、ごっそり消滅しているのがわかる。そしてとうとうある日、作品のお気に入り登録者数が、2人になってしまった。
PC3:白黒猫子
プレイヤー:鼠色猫/長月達平(Re:ゼロから始める異世界生活/MF文庫J)
クラス:大いなる者/アイドル
属性:天/水
CF修正値:3
プラーナ内包値:4
クリティカル値:5 ファンブル値:12
年齢:140 性別:女 種族:神 ワークス:御神体
出自:超ド貧乏
目的:修行者
印象:アウトロー
性格:笑顔をたやさない
筋力: 5 理知:10
器用: 7 意思: 7
感覚: 5 幸運: 9
命中: 6 回避: 9 魔導: 8
物攻: 2 魔攻:12 物防: 6
魔防: 4 耐久力:19 魔法力:27
行動: 3
装備:
特殊戦闘服、ウィンブル、スピットレイ、スピットレイ
特技:
《月衣》《月匣》《ミュージックスタート》《混沌の運命》
《シューティングスター》《ワンフォーオール》《超絶魔力》
《二連魔装》《オラクル》
所持品:
なし
PC3 推奨クラス:大いなる者、陰陽師、聖職者、落とし子
君は、都内にある寂れた神社の神主、巫女、あるいは御神体そのものだ。
最近、君の神社の前の歩道で、やたらと車道に飛び出す迷惑な輩が数を増している。ある日君は、すんでのところでトラックに轢かれそうな女性を救出することに成功した。話を聞くと、神社の前でトラックに轢かれると、神様が異世界に転生させてくれるという阿呆な噂が広まっているらしい。どうやら、その噂の元を絶たない限り、自殺志願者は減らなそうだ。
PC4:タルティエ・レッドロール
プレイヤー:赤巻たると(ディンの紋章~魔法師レジスの転生譚~/MFブックス)
クラス:吸血鬼/魔鎧使い
属性:火/風
CF修正値:2
プラーナ内包値:5
クリティカル値:3 ファンブル値:5
年齢:700 性別:女 種族:吸血鬼 ワークス:レディース総長
出自:不良上等
目的:友達100人
印象:仮面愛好家
性格:用心深い
筋力: 9 理知: 5
器用: 9 意思: 7
感覚: 7 幸運: 6
命中: 9 回避: 8 魔導: 7
物攻: 3 魔攻:16 物防:15
魔防:10 耐久力:31 魔法力:19
行動: 4
装備:
ブルームテクター(追加装甲板:物理、アーマーバリア)
ヒートハンド、ヒートハンド
特技:
《月衣》《月匣》《満月の魔力》《魔鎧所持》
《カバーリング》《血の祝福》《血の魔術》
《イクイップリミット》《二連魔装》
所持品:
MPポーション
PC4 推奨クラス:人狼、吸血鬼
君は、人間とは違うルーツを持つ、誇り高き夜の一族の末裔だ。
君は本来人里離れた場所でのんびりと過ごしているのだが、どうにもここ数十年、人間の生活圏の拡大によって、やたらとうるさい乗り物が行き来することも増えた。わずらわしく思っていた矢先、君は、君の眷属のひとりがその乗り物に轢かれ〝消滅〟するところを目撃してしまう。しかも妙なことに、その乗り物には、人の姿が見られなかった。
PC5:テレン=サン
プレイヤー:みかみてれん(勇者イサギの魔王譚、恋したら死ぬとかつらたんです/共にエンターブレイン)
クラス:アイドル/聖職者
属性:天/天
CF修正値:3
プラーナ内包値:4
クリティカル値:10 ファンブル値:3
年齢:24(14) 性別:女 種族:人間 ワークス:クレリック
出自:精密機械
目的:日常の守護者
印象:常夏のカラダ
性格:優しい雰囲気
筋力: 5 理知: 8
器用: 6 意思: 8
感覚: 5 幸運:11
命中: 5 回避: 6 魔導: 9
物攻: 1 魔攻:10 物防: 3
魔防: 6 耐久力:20 魔法力:27
行動:12
装備:
シンボルブルーム(魔術刻印:治癒式、魔術刻印:治癒式)
カソック、ブリリアントショット
特技:
《月衣》《月匣》《ミュージックスタート》《セイントブルーム》
《神の恩寵》《逆境のリブート》《退魔執行》《フェイバリットコーデ》
《ヒール》《超美形》
所持品:
MPポーション
PC5 推奨クラス:なし
君は、超時空多次元機甲特務武装黄金天翼神聖魔法騎士団ロンギヌスのエリート戦士だ。
君の主人であり、ロンギヌスの長でもある〝世界の守護者〟アンゼロットは今、東京都内で頻発している人体消滅事件に興味を示していた。なんでも、トラックに轢かれた瞬間、その人物がプラーナごと消滅してしまうというのだ。十中八九、エミュレイターが絡んでいる。アンゼロットは、君に調査を命じた。