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無我夢中の初心者

 樋口香澄の『干渉者』への道……。

 3日連続ともなると、さすがに、疲れてきます。


「あれ、樋口さん……今日も用事なの?」

 ホームルームが終わるとほぼ同時に教室を飛び出すそうとするあたしを、後ろの扉のところで皆瀬君が呼び止める。

 昨日と今日、当然奥村先輩の許可を取って休んでいる生徒会だが、他の二人には理由を説明できない……出来るはずもない。

 奥村先輩にフォローは頼んだのだけど……余計なことは何も言わないタイプだからなぁ……。

「ごめんね皆瀬君。会長の許可は取ってるんだけど……」

「分かってるよ。ただ、樋口さんがいないと生徒会室が静かだから、物足りないんだよね」

 裏表のない爽やかな笑顔に涙が出そうになる。

 ありがとう! あたしだって本当はそっちに行きたいんだよ! 行きたいだけどっ!!

 そんな心の叫びを叫べないジレンマに苛まれるあたしに、皆瀬君が「そういえば……」と、何かを思い出して尋ねる。

「樋口さん、もしかして明日まで忙しい?」

 明日?

 土曜日だから学校は休みのはずだけど……?

「明日? えっと……何かあったっけ?」

「言わなかったっけ? 明日は久那市内の生徒会会合だから、副会長の樋口さんには参加してほしいところなんだけど……」

「生徒会会合……!?」

 そうだ、久那市内の高校の生徒会が交流するってあれだよ!!

 今のところ、明日は『堕落者』討伐スケジュールは入っていない。ただし、雛菊からの呼び出しメールが何時届くか分からないけれど……こうやったら、先に予定を入れてしまえ!

「何時からだっけ?」

「午後1時から。今回の場所は久那高校の生徒会室だから、今日はこれから大掃除なんだ。買い出しもあるから、手伝えるなら午前10時に校門前に来てもらえると助かるよ」

 よし、明日は何が何でも参加しよう! そうしよう!

「明日の10時ね……分かった。明日は大丈夫だから、今日はごめん!」

 掃除なんて、人手が多い方がいいに決まってるのに……雛菊のスパルタスケジュールさえなければっ!!

 眼前で両手を合わせると、皆瀬君は首を横に振った。

「ううん、気にしないで。こっちは大丈夫だから。じゃあ、明日はよろしくね」

 いい人だ!

 彼の爽やかな笑顔に見送られながら……時計を確認、バスまで残り5分。

「やばっ……これ逃したら間に合わない!」

 あたしも自転車通学にしようかな……そんなことを思いながら、とりあえず昇降口まで走るのでした。


 約30分後、久那市郊外の市営グラウンド前バス停にて。

 グラウンドの周囲をぐるりと囲むようにジョギングコースが整備されているので、犬の散歩やジョギングをする人など、何かと人がいる場所でもある。

 バスを降りて本日の待ち合わせ場所に到着したあたしに、バス停脇のベンチに座っていた彼が立ち上がった。

「よっ、香澄ちゃん、お疲れさま」

 学ランのボタンを全て開けているので、まるでジャケットのよう。下に来ている某海賊漫画のTシャツが丸見えだ。

 相変わらず重力に逆らったスタイリングが似合う若者は、今のところ一番話しやすい仲間。

「椎葉……早いね」

「俺の方が近いからね。チャリだし」

 にやりと笑顔を浮かべると、ベンチに置いたバックを持ち上げ、

「さて、さっさと片付けましょーか。俺も暇じゃないからさー」

「そうなんだ」

「そうなのよ香澄ちゃん。だから、よろしくね」

 頼られてる? あれ、あたしの方が経験値足りないのに……。

 椎葉は場所を知っているのか、空いた手をポケットに突っ込んで歩き出す。

 あたしも後を追いながら……迫ってくる違和感を感じて、諦めるしかなかった。


 椎葉が進んだ先、市営グラウンドの入り口に……雛菊が立っていた。

 フェンスの扉を背にしているが、彼女の後ろに広がる空間が、既にこの世界と切り離されていることを感じる。

 彼女は相変わらずの和服に、にこやかな笑顔。今朝も某朝番組の占いを見ながら見送ってくれましたけどね!

「こんにちは。今日もよろしくお願いいたしますね」

 イラっとしたら負け! イラっとしたら負け!!

 今すぐ『颯』を構えたくなる自分自身を必死に制御しているあたしとは対照的に、隣の椎葉は軽妙な足取りで近づくと、ひょいっと片手を上げる。

「よっす雛ちゃん、今日はどんな感じ?」

 まるで、同級生の友達と会った時のようにフランクな挨拶。

 勿論、それをとがめるような雛菊ではない。

「そうですねぇ……お二人ならば問題ないと思います」

「そっか、分かった」

 分かったんだ……。

 あたしがぽかんとしていると、椎葉はグランドへの入り口であるの扉を開き、

「問題ないってさ。行こうぜ」

「へっ!? あ、うん……」

 椎葉って、怖いもの知らずなんだろうか……拍子ぬけたしたあたしも扉をくぐり、いざ、『境界』の中へ――


「って、何これ!!!!」


 それを認識した瞬間、絶叫するしかなかった。

 グラウンドの中は、陸上用のトラックが周囲を囲み、その内側はサッカー場になっているため芝生が生い茂っている。

 扇状の客席には当然ながら誰もいないけれど……サッカー場のど真ん中、巨大なトカゲが一匹。

 頭からしっぽまでは5メートルくらいだろうか……高さは3メートル強、でかい。

 奴が一歩動くたびに、地響きがこちらまで振動として伝わってきた。

 そして、所々骨が見えるのがグロテスク。まるで腐敗している途中じゃないか……悪趣味だ。

 いや、それよりも……ちょっと、思いっきり生物なんですけど雛菊さん!?

「雛菊! 『堕落者』って無機物に入り込むんじゃないの!?」

 後ろにいる雛菊に問いかけると、彼女は淡々と説明してくれる。

「恐らく、この空間内にある死骸にでも入り込んだのでしょう。既に意思はありませんからね」

「それ、非常に気持ち悪いんですけど!」

「あら香澄さん、それは失礼ですよ。人間だっていずれああなるんですから」

「変なところでかばわないで!」

 まぁ、最後の最期にああなちゃったトカゲにも、同情しないわけじゃないけど……。

 視覚的に見続けることがはばかられる外見なので、どうしても目をそむけたくなってしまう。

 ちらちらと視線を動かすあたしに、

「香澄ちゃん、ああいうの苦手?」

 隣に並ぶ椎葉が、ニヤニヤとした表情を向けた。

 見慣れているのだろうか……雛菊の説明にも、全く動じていなかったし。

「うぅ、ノーマルサイズなら大丈夫なんだけど……あんな大きさなんて、見たことないから」

 心臓に悪い光景を目の当たりにしても表情を変えない椎葉は……その場にバックを放り投げ、正面を見据える。

「ま、そりゃそーだよね。怖いんだったらここにいてもいいぜ?」

 からかうような口調だが、精神的ショックの大きかったあたしは、まだ回復の途中だ。

 だから、いつもの調子では返せなかった。

「大丈夫……だと思う、多分」

 あまり自信はないけれども。

 そんな……完全に委縮しているあたしに、椎葉が余計な言葉をもらず。

「心配しなくても、絢芽ちゃんには香澄ちゃんが立派に逃げたこと、報告してあげるからさ」

「なっ……!?」

 ちょっと待て、そんな報告されたら……あのお嬢様が益々あたしを嫌悪してお荷物扱いするに決まってる!

 昨日の言葉を思い出すと、燻っていた何かが急激に燃え上がってきた。

 椎葉の余計な一言は、あたしの闘志を刺激して炎上させるのに、十分すぎる効力を発揮。

 よし、ここでバシッと決めて……東原さんを見返してやるんだから!

「前言撤回……心配無用! よし……颯!!」

 呼びかけに応じる剣は、今日もあたしの右手にしっかり納まっている。

「あたしだって、やれば出来る!」

 誰でもなく自分自身に言い聞かせて、誰よりも先に地面を蹴った。

 その姿を見送る雛菊も、思わず感嘆の声をもらす。

「あらー、お上手ですね椎葉さんったら」

「どうもどうも。まぁ、香澄ちゃんって分かりやすいからね」

 その言葉も、既に離れてしまったあたしまで届くはずもない。

「さて、俺も追いかけますか」

 刹那、彼は目を細めて――その名を呼ぶ。


「――だん!」


 具現化した剣を右肩に担ぐように構え、椎葉も地面を蹴り、あたしを追随した。


 一方のあたしは、既にトカゲに最接近。

 奴もこちらに気づいたらしく、長い首をぐにゃりと曲げて、こちらに視線を向けた。

 だけど、まだあたしの方が早い!

「これでどーだぁっ!!」

 全速力で近づいたあたしは、とりあえず、近くにあったしっぽに向けて刃を振り下ろす!


 ――ぱぁんっ!!


 何かが弾ける音と同時に、それ以上の力で剣が跳ね返された。

 そりゃあ、あまりにも短絡的な攻撃だけど……更にダメだったのは、あたしが片手で剣を振り下ろしたこと。

 予想外の力に打ち勝てなかった右腕から、『颯』が豪快に飛んでいく。

 そりゃーもう綺麗な弧を描きながら……空中で霧散しました。


「あ。」


 顔が引きつる。

 そういえば、椎葉にそんな話を聞いたんだったっけ……?


 やばい……これ、割とやばいんじゃないか!?


 『颯』が……あたしの武器が消えたぁぁぁ!!

 その事実を頭が認識した瞬間、全身から冷汗がにじみ出る。


「今みたいに、あの剣は持ち主の手を離れたら消えちまうんだってさ。もう一度呼び出すには、それなりの力が必要、っつー話だから、気をつけた方がいいみたいだぜ」


 先日、あたしにきちんと忠告してくれた人物が、後ろで「あっちゃー……」と言いながら苦笑いを浮かべているのだが……それに構っている余裕なんか、あるはずもなかった。

 トカゲの首がおかしな方向にぐにゃりと曲がり、奴にしてみれば真後ろにいるはずのあたしを、その両目で完全に見つめている。

 赤黒い目に見つめられ、汗が冷えていくのが嫌なくらい分かる。

 刹那の沈黙の後――先ほど攻撃された仕返しのように、尻尾があたしに向かって襲いかかってきた!

 現状に頭が追い付けず、避けることもガードを取ることも出来ない。真横から振りかぶった尻尾が直撃して、あたしの体は大きく斜め上に吹っ飛ぶ!

「香澄ちゃん!?」

 さすがに椎葉が焦ったような声であたしを呼んだ。

 大きく空中に投げ出された。下にはトカゲと椎葉、眼下に陸上のトラックが見える。

 落ちる――このままじゃ、落ちる!

「は、や……はやて、颯!!」

 震える声で必死に名前を呼んでも、右手には何も現れなかった。

 えんじ色のアスファルトが迫る。


「ご自分の能力を正しく使えなければ非常に迷惑ですわ」

 昨日の厳しい言葉が、嫌になるほど身にしみる。


「いくらこの空間での怪我が問題ないからといっても、ショックで死んでしまった場合は二度と戻ってこれなくなるかもしれないっていうのに……!」

 東原さんの言葉が、何度もフラッシュバックした。

 この速度は、間違いなく怪我じゃすまない。このままだと、あたしは――!!


「――唸れ、壇!!」


 椎葉の声が聞こえた直後、あたしの体は地面に叩きつけ……られることはなく、代わりに一度、トランポリンのようにバウンドした。

「へっ!?」

 同じ場所に落ちると、地面が波打って体がもう一度跳ねる。

 そんなことを繰り返して……あたしは、無傷のまま、自分の周囲3メートルのみ波打っている陸上トラックの上に座り込んでいた。

 何が起こったのか分からず、目をぱちくりとさせるあたしに、

「香澄ちゃん!!」

 慌てた表情の椎葉が駆け寄ってきた。

「ああ、マジ焦ったけど間に合ったー……大丈夫? 怪我はない?」

「ううん、大丈夫だけど……これ、椎葉の力?」

 立ち上がりながら、足元の歪んだ地面を指さす。

 どれだけの力が加わったとしても、絶対にこんなことにならないだろう……それくらい、等間隔で滑らかに波打っていた。

「おうよ。すげーだろ?」

 彼は首を縦にふると、いつの間にか距離を詰めているトカゲに向き直り、

「勢いがいいのは構わないけど、あんまり暴走しないでね。フォローが大変だからさ」

 う……その通りでございます。

「ごめん……」

 さすがに反省して頭を下げると、彼は振り返らずに続ける。

「ま、気にすんなって。さて……香澄ちゃん、まだ戦える?」

 あたしの顔を見なかったのは、彼なりの思いやりだったのかもしれない。

 現に、あたしは多分……泣きそうな表情だっただろう。

 だけど、ここで負けるわけにはいかない。

 あたしだって……自分を変えたくて、自分の責任で、この場所を選んだのだから。

 軽く歯を食いしばった。体に残る恐怖を追い払うために。

「大丈夫、やれるよ」

 その言葉を確認した椎葉が顔だけこちらに向けて、歯を見せつつにやりと笑う。

「よっしゃ、そうこなくっちゃな。ってことで香澄ちゃん……ちょっと頼みたいことがあるんだけど」

「頼み?」

 どうやら作戦があるらしい。耳を傾けて……あたしも、にやりと笑みを浮かべる。

 椎葉の立てた作戦は、彼にしか出来ない、非常に豪快なものだった。


 軽く呼吸を整え、椎葉は正面に迫るトカゲを見据える。

 予想外のスピードで突進してくるその様は、まるで、現代に蘇った恐竜のようだ。

 しかし、椎葉はその場から一歩も動かない。

 トカゲとの距離が……近づく。

 しかし、椎葉はその場から一歩も動くことはなく、

「よし……来いよ!」

 『壇』を逆手に握った彼は、そのまま剣を地面に突き立て、

「唸れ、壇!!」

 彼が叫んだ瞬間、剣がつき立てられた場所から前方へ、一直線に亀裂が走り、地面が裂けていく!

 その亀裂は、始点である剣から離れるほど大きくなっていき、椎葉の方へ直進していたトカゲの前右足が、その溝にはまりこんでしまった。

 突然の事態にトカゲも大きくバランスを崩してしまい……体を支え切れず、そのまま横倒しになる。

 その姿を確認した椎葉が、大声で叫んだ。

「香澄ちゃん、今だ!」


 椎葉がトカゲを引き付けている間、あたしはトカゲの背後に回り込んでいた。

 ここまで全力疾走、呼吸が乱れ、肩が大きく上下してしまう。

 どうやら奴には気づかれなかったけど、まだ安心するわけにもいかない。

 そして、あたしの右手に『颯』はいない。でも……。

「唸れ、壇!!」

 椎葉の声が響いた刹那、踏みしめていた地面が大きく揺れた。振動で足元を取られそうに……なる自分を必死で制御。何とかその場で踏みとどまり――トカゲが横に倒れる後姿を確認する。

 ――よし!


「香澄ちゃん、今だ!!」


 あたしが自分にスタートの合図を出したのと、椎葉の声は同じタイミングだった。

 

「颯!!」

 無我夢中で叫んだ声は、自分で思っていたよりもずっと大きくて……不注意で消してしまった相棒を呼び戻すには十分だったようだ。

 右手に感じる重さをかみしめて、あたしはもう一度走り出す。

 目指すは正面。必死に起き上がろうとしているトカゲだが、片足がはまったまま抜けず、体制を整えることが出来ていない。

 茶色い小山のような奴をしっかり見据えて、

「せーのっ!!」

 声と同時にその場で前方へ跳躍する。『颯』を持っているおかげでトカゲよりも高い位置まで飛び上ったあたしは、自分の着地点――トカゲのど真ん中――をしっかりと確認して、重力に身を任せた。

 そっか……こんなことも出来るんだ。やってみて実感することが沢山出来る。

 勿論、落下しながら『颯』の位置を調節することも忘れない。

 目指すは――勿論、トカゲのど真ん中っ!

 『颯』の切っ先を地面と垂直にして、


「踊れ、颯!!」


 トカゲの上に着地すると同時に剣を突き立て、その場所に風穴を開けた。

 『颯』を中心として風が収束し、ドリルのように『颯』がトカゲの奥へ入り込んでいく。

 トカゲも自分の体で起きている違和感を払いのけようともがいているが、もがくほど足が亀裂の深みにはまっていき、結局は無駄な足掻きになってしまっていた。

「ぐ、ぬぅっ……!」

 あたしの体も引っ張り込まれないように、必死で『颯』を握りしめた。

 『颯』はずぶずぶと奥へ入り込んでいく、でも、まだ足りない。

 この大きな体を消し飛ばすためには――まだ、足りない!


 足りない。

 だったら――もっと、力を出せるんだよ。


 頭の中で響いた「誰か」の声が、あたしに別の言葉を教えてくれた。

 それが、今のあたしにとっては最強の呪文のように聞こえて……。

 迷いは、ない。


「疾風怒濤!!」


 無我夢中で叫んだ瞬間、つき立てられた『颯』を中心に、強烈な風が吹き荒れる!

 その風が細かい刃となって……トカゲをあっという間に切り刻んだ。裁断された破片は塵となって、風にあおられて空へと舞い上がっていく。

 瞬きをしたら見逃すような、一瞬の出来事。

 だけど……それは、圧倒的な力だった。

「あ、れ……あれ?」

 トカゲの上に立っていたはずのあたしも、気がついたら地面に座り込んでいた。

 『颯』を、両手でしっかり掴んだまま。

「香澄ちゃん!」

 駆け寄ってくる椎葉の姿が、ぼんやりと見える。

 体が妙にだるくて、目の焦点もあっていないみたいだ。

 あたし、一体……何をしたんだろう。

 この後……興奮ぎみの椎葉に問いただされても、自分が一体何をしたのか、ちゃんと答えられなかったのでした……。


 そんな様子を、グラウンドの観客席から見つめる人影があったことに……誰も気が付いていない。

「倒された、か……大きさだけじゃ敵わないんじゃなぁ……」

 独白。

 長い髪を風になびかせ、腕組みをして下方を見下ろしながら……口元に、にやりと笑みを浮かべた。

「でもまぁ、おかげで収穫はあった。気配が似てると思ったら、そういうことか」

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