表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
動き回る死体  作者: QRコード


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/10

7,消えた死体の謎

右の道を探索することとなって数分後石造りの通路を進んでいくと地下へと続く階段を発見することができた。


もしかしたらと思ってここに戻ってきてみたが思っていた通りこの空間は案外広く続いているようである。


階段を下りていくとそこは一階と何ら変わらない通路があるだけであり、変化もなにもない場所に少しだけ嫌気がさしながら進んでいると、


「チュヂュウ」


一階にもいた巨大ネズミが行く手を阻んでいるのが見えた、それは向こうも同じらしくこちらを見つけた巨大ネズミも歯をむき出しにして鳴いているのがわかる。


「ヂュヅ」


巨大ネズミはいきよい良くとびかかってくる、それを正面から向かい打ちながら左手に手にしたナイフを振り下ろす。


ナイフは少し目測を誤ったのか突き刺さることなく巨大ネズミの鼻先をかすめるに留めたが、それでも巨大ネズミをひるませることには成功することができたのかいきよいを殺すことができた。


足元にいるひるんだ巨大ネズミを力任せに蹴り飛ばす、この体になって素早く動くことができないが力だけは上がっているため、


「ヂューチュウウー」


巨大ネズミはいきよい良く吹き飛んでいく、すぐさま吹き飛んでいった巨大ネズミを追いかけて行って首筋にナイフを突き刺してとどめを刺す。


「チューーー」


ナイフについた血をぬぐいながら眼前の巨大ネズミを見下ろしていると唐突に空腹感が襲ってくる。


そういえば前回ゴブリンを食べてしまってから数時間は経過している、どうやらこの体はものすごく燃費の悪い体らしく目の前の巨大ネズミで補給しなければならないらしい。


それならば食事とともに、ぜひとも確認しなければならないことがある、それはゴブリンやネズミの死体が忽然と消えてしまったことである。


本来ならば引き返してきた場所にあったはずの死体がなぜか消えてしまったことは、この空間の謎を解き明かすヒントとなると考えたのである。


巨大ネズミにかぶりつきながらそう考えた自分は、半分程食べ進めた手を止めて残りの半分の死体を自分から数メートル離れた場所へと放置してみることにした。


(さぁ、何が出てくる)


そう思いながら死体を観察し始めておよそ30分前後の出来事だった、突然死体がすーと

地面の中に吸い込まれていったのである。


この光景に唖然としながらも死体が消えていた謎がやっと解けた、どうりで死体が運ばれた形跡や食い漁られた跡がないわけである。


また、この空間がただの遺跡などではなくファンタジー作品におけるダンジョンと呼ばれている場所の可能性が出てきた。


そうなれば自分のレベルアップしていくという目標が近づいていくことができる、そうして、広がった可能性を胸にさらに奥深くへと突き進んでいくこととなる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ