素直になる 〜現状と初心〜
自分の素直な気持ちとしっかり向き合って、それを直接コトバにしないで、心に留めておいて、その素直な気持ちに対して、何故そう感じるのかを、自分に問う。
現状━━孤独、寂しいと感じる。
(群れないで一匹狼でいた方が強くなると強がっていた自分。仲間でやる事や、団結、友情というものを無理に断ち、とても強がっていた)
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何故?━━認められたい、認めて欲しい。承認欲求。
(自分は認められた存在、凄いやつなんだと、天才なんだと、思われたかった。だから人を見下すことしか出来なかった。見下すことによって、自分の方が上だと思い込みたかった。それ故にとてもイライラしやすく、ストレスを抱き続けていた)
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何故?━━本当は自信がないから。
(自信があると自分に思い込ませて「自信があるね」と言われるように、大きく振る舞って強がっていたけど、真の自信というモノは、自ら感じるものではなく、他の評価から感じさせられるもの)
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何故?━━上を見て未熟だと感じたから。
(天才と信じ、努力が足りてないと感じても、見て見ぬふりをしていた。自分は天才なんかでは無いと、まだまだ実力不足であると、認めたくなかった。「努力をするのは、楽しくないと意味が無い」とか「作業的でキツい、嫌だと感じる事はやってもいみがない」などと努力というものを、否定することしか出来なかった。それを認めると、自分が未熟だと分かってしまうから)
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何故?━━本物たちの凄さを痛感し、憧れた。
(憧れを抱いた理由こそがこれで、自分では到底たどり着けないと思うほどに、凄いと感じた。でも、だからこそ自分は、そこを目指し始め、憧れていたんだ。そして、それが原点であり初心だった。初心を忘れるな、という言葉があるように、初心は本当に常日頃から、忘れてはいけないようだ)
俺はまだまだまだまだまだまだ、上の人たちには到底敵わない。だから努力が必要で、その事実から目を背けない。素直である大切さを感じた、本当に━━。
「俺には自信なんてない。まだまだ未熟者だ。でもだからこそ、憧れたあの時の初心を忘れずに、努力を続ける必要がある。そしてもし、その努力が報われる時が来るのであれば、それは次の憧れへと」
見下すより、見上げるべき。
見返したい闇の感情から未熟者の光の感情へ。
これでようやく観客者から挑戦者になれた気がする。