表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カウントダウンとストップウォッチ(旧ver)  作者: wacca
二章 ブルースカイ
9/29

3話 台風 咲湯羽

42日の間に誠が戻ってくると希望を持って迎えた夏休みも終わった。期待はしていない。そのつもりだった。

「気をつけ。礼」

「さようなら」

走って帰る。薄暗い、蒸し暑い部屋に閉じこもる。家に誰も居ないというのは、こんなときには都合がいい。久しぶりに泣く。久しぶりに泣く。久しぶりに...誠の居ない夏は案外はやく終わった。寂しさは80%勉強にぶつけた。残りスマホにかけた。通知は紗菜からしか来なかった。それでもよく耐えた。よく耐えたよ。私。そう思うと余計に悲しくなる。まだ涙はつきない。いや、いくら泣いても尽きないだろう。涙の台風。涙の台風だ。悲しみの上昇気流。寂しさの南風。心の波は荒れに荒れた。君の居ない世界にも何かしらの意味はあるんだろう。けれど私は、それを見つけることが出来ない。まだ涙が出てくる...

 気がつけば西日が差していた。窓を開ける。風が吹き込んで、濡れに濡れた頬に冷たく当たっていく。見事な夕日だった。綺麗だった。けれど綺麗なだけでこの夕日に価値はない。そう、同じことだ。この世界は" Blue sky " だ。


大泣きすると疲れますよね?

今日もお読み頂き、ありがとうございました。次回は2020,5,16,AM9時に投稿予定です。スマホとかパソコン抱き締めて待ってて下さいね!


【お知らせ】

  アカウント名をwacca から水星(すいせい)に変

  更致しました。詳細は活動報告をご覧くださ

  い。                                        wacca

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ