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カウントダウンとストップウォッチ(旧ver)  作者: wacca
六章 動き出す黒点
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6話 交差点黄色信号点灯中

 さあ、家に帰ったらまずは脳内会議だ。これからどうするか。しかし、自分でもよくわかっていない。今現在何が課題で何をどうすれば解決に至るのか。まずは整理をしよう。まず、問題なのは事実上私が二股をして居る事だ。これは単純にどちらかを振れば解決はする。さあそれだ。そこが問題だ。「単純に」なんて物じゃない。そもそも恋という物自体、ややこしいものではある。しかし一次方程式が二次方程式になるのとではだいぶ話が違うように、二股でさらにかたっぽは五年間意識が無く、さらにもう1人はまことにとてもよく似ているのである。これはややこしくならない訳がない。こういうときは私は仮定をしてどうするか決めることにしている。まず御厨くんだ。御厨くんとはそういうことにも何回かなっているし、いろんな所にも出かけた。そんな御厨くんと別れるなんて考えられない。大好きだし離れたくない。もし御厨くんと別れたら、今は一緒に大学に通っている身だから、とてつもなく気まずい事になるだろう。それは嫌だし何より振る理由なんてこの世の何処にも存在しない。だから可能性としては低い。次に誠。あいつは私の初めての彼氏だ。しかし、正直な事を言うと、五年間居なくても大丈夫だったことは否めない。御厨くんと一緒に居るときに罪悪感に襲われることはあったけれど、それでも現状は現状だ。でも、心のどこかに誠と一緒に居たい自分が居る。だめだ。全然解決しない。困った物だ。しかし考えてみれば人を振るとか振らないとかをこんなにも冷静に考えられるのもおかしいと思う。なんてやつだ。御厨くんも誠も、私が一言別れようといったら悲しむだろう。なぜ私はそういうところに考えが至らないのだろう。そんな風に自己嫌悪して居たら、わたしはさらなる事に気がついた。はっきり言って、私が御厨くんのことが好きな一番の理由はまことににているということだ。誠ににているから何となく話しかけてみたくて、いつの間にかどきどきしていて、知らぬ間に一緒に帰る仲になっていて、いつのまにか恋に落ちていたのだ。そしていつの間にかつきあっていて、いつの間にかそういうことになって、知らぬ間に五年経っていたのだ。そう、つまり御厨くんとの恋の原点は、すべて誠にあるのだ。そう、それをふまえたときに私はどちらの道に進むべきなのだろうか。

 明日は授業がある。また御厨くんに隠して、私と彼は一緒の電車に乗って手をつないで大学に向かうのだろう。そう、私はそんなやつなのだ。

遅れてごめんなさい。次回も遅延すると思いますが、明日2020,5,24の7時に投稿する予定です。たぶん(曖昧)。

本日もありがとうございました!

                     wacca


【お知らせ】星牙作「永遠の幸福を願う少女」2020.5.25の月曜日に更新予定です。お楽しみに。

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