3話 高低差
あの後は二人でご飯を食べて、他愛のない話をしていた。少しのぼせた思考の私たちが、何を話していたのかは覚えてないけれど、とても居心地のいい空間だったことは覚えている。家に帰った後、私を罪悪感が包み込もうとする。けれどもう遅い。私はもう割りきったのだ。”誠=御厨くん”と言うことに。けれど罪悪感に襲われるということは、やっぱり心のどこかで迷いがあるのだろうか。最近、私は罪悪感を打ち消すのではなく、罪悪感を無視することにした。まともに考えているとうつ病になりそうで、この点においては、考えることを放棄した。
あの日の後、御厨くんとは、かなり距離が近くなった気がする。彼はときどきLINEで、体に異常は無いか聞いてくれる。なんだかんだ、御厨くんが私のことを心配してくれるのは嬉しかった。あの後、私にはいくつかループができた。まず先述のように、罪悪感との戦い。そして、体調確認。最後に、私自身の欲望との戦い。性欲ではない。彼ともう一度、幸せを感じたいということだ。でも、そんなの女の私から言えるわけないじゃないか。それに、多少のリスクも背負うことになる。私が今、一番嫌なのは、幸せを求めすぎたあまり、不幸の谷に落ちることだ。だから私はゆっくりと幸せの山頂を目指す。分かれ道を無視しながら。
ストックが底をついた...頑張ります!
次回は本日2020,5,20,午後7時に投稿します!お楽しみに~
さて、間に合わせないと(/≧◇≦\)
wacca




