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0話 転生したいけど強制的に出場登録

神によって問答無用で勝ち抜いて転生権争奪のバトルロイヤルに参加させられる主人公。自分は初期化されてしまうのか、それとも今の自我を保ったままで転生するのか…。もしかしたら初期化されて何もかも忘れて転生した方が楽なのかもしれないが勝った負けたは勝った方が嬉しいって思える主人公なので死に物狂いで勝ち続ける。

 気付いたら、何もない真っ白い空間だった。これがラノベとかで多く見られる神様に間違って殺されて転生させてもらえるっていう奴かな?って思いながら周囲を眺めていると一枚布で作ったような服を着た誰かが突然現れた。『誰か』というのは『誰か』が光を放って『誰か』が立っているとしか見えないのである。


 「貴方は誰ですか?神様ですか?」


 どんな存在なのは知らないままでいるのは嫌なので質問をする。しかし、その返事は思ってもみなかった返事だった。


 「私が神であろうと神でなかろうと関係がないだろう?貴方は消滅するか、転生するための次の段階に進むかの二択しか選べないのだから。あえて言うならば私は神の部下の1人と思ってもらえばいい。貴方のような魂が1万人も同時にココに移動してきた。ほぼ同時にココに来た1万人の魂を異世界に転生させてしまうと異世界が滅ぶ。そして100年ごとに1人ずつ転生させるっていうのもあるが、無限ではないが100年なんて神の部下である私達の寿命からしたら瞼を開けたり閉じたりする事と同じぐらいの短き時間であるが、それを1万回繰り返すとなると私達も暇ではないので、これにばっかりに時間を使う訳にもいかないのでね。1万人の魂を100人ずつ100のグループに分けてバトルロイヤルをしてもらう。この世界は想像力と意思の力が強い方が強い存在だから強く具体的に想像すれば武器も手に出来るし、どのような状況、結果等を強く想像すれば魔法のような事も使える。100のグループの勝者が集まり、同じようにバトルロイヤルをしてもらい、最後の1人を決める。最後の1人になった魂が転生する権利を得るんだよ。貴方はそうではなかったが異世界に転生出来ると思って自暴自棄になり自殺した魂が殆どでね…。天国か地獄か1万人の魂全てを審判するのが面倒になって一斉にココに送ったみたいでね…。天寿を全うした貴方みたいな魂には申し訳ないけど強制参加だから。参加しなかったら即刻消滅してもらうしかない。っていう訳で、いってらっしゃい。」


 本当に説明されただけで白いだけの空間から強制移動させられ、気付いたら大勢の人魂が一堂に会していた。

無事に転生出来るだろうか…。

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