最後は強がらせて
はじめまして、ミヤルナタです。全て実話を元に制作します。私の心の底を全て詰め込みました。
「こんな俺でよければ結婚を前提に付き合ってください」
そう私の部屋の床に正座してあなたはそう言った。
少し言葉をつまらせ私に告げるあなたを今でも思い出す。
そう私に告げる数時間前
彼は他の女とラブホテルで愛し合ってた。
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愛とは、なんだ?
恋とは、なんだ?
ひんやりした部屋に1人仰向けで天井に問う。
「私のこと嫌いになった?」
「なってないよ」
「私の好意、迷惑だった?」
「迷惑じゃないよ」
「私に消えて欲しかった?」
「そんなことないよ」
私の望む回答を淡々と答える彼からのLINEは
切なさを生むばかりだった。
一生一緒にいたいと思ってた。
傍にいたいと思ってた。
隣にいるだけで心地よかった。
無邪気に笑うあなたが好きだった。
許して私が忘れればいいのに
それが出来ない私は未熟だ。哀れだ。
他の女に見せたあなたの顔はどんな顔だったかな。
服を脱ぎ、汗をかき、果てた後は安らかに寝たのでしょうね。
ご飯も食べれない。
たった一度、たった一度の過ちを
どうしてこうも忘れられないのか。